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適応障害からの職場復帰を考察
- 30代男性が適応障害と診断され、11月から職場復帰の許可を得た。
- 営業事務と一般事務を両立し、業務負荷が増大、心身に不調が現れた。
- 復帰後の業務量調整について不安を抱え、経験者の意見を求めている。
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若い頃メンタルをやられて休職した経験があります。 「抑うつ状態」と診断され、「自分はうつだ」と勝手に判断して、薬を飲んで休んでも治らない、どんなに休職しても、復職前日は恐怖で眠れない、ドクターショッピングの日々、 そんな折に医者から「あなたは『うつ病』という診断を受けたのですか?違いますよね。あなたは『抑うつ状態です。適応障害です。」と言われ、愕然としました。 その先生はかつて皇室雅子妃の主治医だった大野 裕先生の教え子の方でした。その人曰く、「適応障害を治すには、環境を変えるか、自分を変えるか。自分を変えるのは本当に大変で時間のかかる作業。雅子妃の適応障害なんて、離婚すれば即治る。でも離婚できないから、あんなに時間がかかっている」という話でした。 私は投薬治療をやめ、カウンセリングに通うことにしました。それが立ち直るきっかけでした。だんだん元気になると同時に、「あ、オレ、別に悪いわけでも弱いわけでもなかったんだ、ありゃ会社がおかいかったんだ」と確信を持てるようになり、復職して半年だけ頑張って、休業手当の履歴(詳しくは忘れましたが半年で書類上リセットされる)がクリアになったところで、転職しよう、そう決めて復職、そして予定通り転職しました。今はまた別の会社(奇跡的に大手に専門課長職で中途入社できました)に移り、今も働いています。 で、復職後の会社のアクションですが・・・ おそらく「腫れ物に触る」扱いになると思います。残業はぐっと減るでしょうが、その負荷は同僚に向かい、結果としてさらなる冷たい目線と腫れ物に触る扱いや露骨ないたわり、「あ、君はまたメンタルやんじゃうから、もういいから」な扱いを受けて、それが原因でまた別のメンタル不全になりかねない、表面上はメンタル不全者に対していたわる体裁で、言葉にならない、有形無形のプレッシャーの日々、「まだ残業がある方が気が楽なのに」な状況になると思います。 一時は経済界でもメンタル不全への理解もかなり進んだのですが、コロナ禍とその後の混乱を経て、企業はその態度を一変させました。かなり厳しいご時勢ではあると思います。 復職はしても、その先はまた別の未来を考えた方がいいと思います。 それが冷たい現実なんじゃないかと思います。
お礼
早々にお返事頂きありがとうございます。 「自分を変えるか、環境を変えるか」とても身に染みました。 もともと心配性な性格なのですが、30後半ではその性格を変えることはおっしゃる通りとても難しいのだと思います。 今でも復職に恐怖感はありますが、何が原因で病んでしまったかのかを会社にきっちり伝えて自分なりに環境を変える努力をしてみようと思います。 同じ様な経験をされた方からお言葉を頂き、勇気付けられました。 重ねて、お礼申し上げます。