熱力学の可逆過程について
状態線図において、(p1,v1,T1)から(p2,v2,T2)に変化する過程を(1)とします。
(p3,v3,T3)から(p4,v4,T4)に変化する過程を(2)とします。
もし、(p1,v1,T1)=(p3,v3,T3)、(p2,v2,T2)=(p4,v4,T4)であれば、変化の過程で系が得る(失う)熱量δQは等しいですか?
熱力学の第一法則より
de = δq + δw
として、δw = - p dv
とあらわせるので、
δq = de + p dv
となります。
e,p,v はそれぞれ、完全微分の成り立つ状態関数なので、
積分したとき、その経路に拠らず、始点と終点だけで、変化量は決まる。
よって、δq も経路に拠らず、始点と終点が一致していれば、あらゆる可逆過程において等しい。
とする説明の仕方はただしいでしょうか?
お礼
とてもわかりやすかったです。ありがとうございました。