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過払い請求の真実と時効の謎
- 過払い請求は法改正により可能となったが、時効が設定してあるため、既に多くの請求ができなくなっている。
- 法律事務所のCMが未だに放送されているのは、現在も過払い請求が可能な案件が存在するためであり、これには高金利で貸出を行う業者の存在が関与している。
- 過払い請求の状況は過去のものと思われがちだが、いまだ利用されている背景には、法の抜け穴や影の商売があると考えられる。
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>過払い請求ができるように法改正されたのって、もう10年以上前の話じゃありませんでしたっけ? >確か時効もあって数年ですよね? 過払い金が時効になるのは、次の2つの場合です。 ・最終取引日から10年以上経過した場合 ・権利を行使できることを知ったときから5年が経過した場合 1番目は、言い換えれば「借金を完済した日から10年経過」です。 ですので「グレーゾーン金利で、20年前に契約した、15年ローン」だと、完済したのは「5年前」ですので、時効が成立していません(10年前の法改正時に金利を訂正したとしても、それ以前の金利は過払い状態のままになっています) このように、返済期間の長い物は、完済してから10年経過していなかったり、返済がまだ終わってない可能性があり、時効が成立していない場合がある訳です。 あと、時効が成立していたとしても、相手側が時効を援用しない可能性もあります。
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過払金バブルの時、貴方の言うウソくさいCMの司法書士法人に行きましたが、私の相談は過払金ではなくて債務整理でした。 つまり、過払金があると思って相談したら結果無くても、借金の悩みはある人が多いわけだから、何かしらの手続きに入る人もいるだろうし、良い宣伝になるんじゃないですかね。 今だとサラ金とかになるのかな?
- toka
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おっしゃる通り、利息制限法の改正が2006年から2010年にかけて段階的に行われ、2010年にグレーゾーン金利は廃止されました。 今過払い請求ができる可能性があるのは、グレーゾーン時代の借り入れを返済しては同じ業者から新たに借り入れを繰り返している人です。 この新たな借り入れが今の法律に合った利息だとしても、最初の借り入れから「一連の取引」だとして、最後の返済から10年たっていなければ昔の借り入れについて過払いを請求できるという論法です。 もちろん業者側は「一連の取引ではない」と主張するので、その判断には取引を中断していた期間とか、新たに契約を結んでいるかといった事情から判断することになるので、アディーレが稼ぎまくっていた時のように訴えればほぼ勝てるという話でもなくなってきています。 https://www.bengo4.com/c_6/n_16201/
- chouryou
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法的には時効になっていても、それを借りた側が主張しない限りは残るというか。 時効になってる借金のほとんどは、未だに債権回収業者などに譲渡されて、その債権回収業者が「返して」と借りた側に聞いた時に「返すつもりはあるけど」と返済の意思を示したり、面倒だからと1円でも払ってしまうと、そこで時効は消滅します。 その辺を分からずに回収業者とコンタクトを取ってしまったり、わずかながらでも返済してしまった人(アタフタしてる人)をターゲットにしているんだと思いますよ。 一切無視している人の中にも『いつか業者が来るんじゃないか?』と不安に過ごしてる人もいるでしょう。 そういった人に『過払い金請求はできなくても、時効援用する事で、今後一切の督促来ませんよ』っていう、別の手軽に依頼料を得られる仕事に繋げる窓口にしているのかもしれません。
補足
すみません。 借金自体の時効ではなく、過払い金を請求できる権利の時効のことです。 なんかCM見てると、昔借りたものだから大した金額じゃないと思ったけど数十万円戻ってきた~と爺さんが言ってたりするんですが、そもそも時効で請求できないはずなのにな~といつも不思議に観ているんですよね。