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過払い金の請求
最近テレビやラジオで過払い金請求のCMをやっていますが、 「借金が全て無くなり、更に100万円以上の過払い金が戻ってきた」 という実例を出していますが、この手の人はいったい幾ら借りて、 幾ら返済したのでしょうか? また、これは、まともな消費者金融での例なのでしょうか? それともヤミ金での例なのでしょうか?
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10年くらい前には上限の金利に関して、2つの考え方があり、ほとんどの消費者金融は高い方の金利を基本に考えて適用していました。 それが、裁判にて、低い方の金利が妥当であるという判断がされた訳です。 そのため、その金利の差額が過払い金という形になってその文を返してもらおうということを、弁護士事務所や司法書士事務所が宣伝している訳です。 もともと今の金利だって、18%です。 100万円借りて、1年間で18万円の金利が発生する訳です。 昔の金利では、28.8%程度ですので、100万円の借り入れで、年間10万円の差ができます。 100万借りてたって、1年の間で返済されるんだから、そのまま28万かかる訳ないじゃん!と思うかもしれませんが、ほとんどこの手を借りる人は、リボ払いですので、絶えず上限いっぱい借りて返すとすぐ借りるという状態ですので、ほぼ年間100万に対して28万の返済になっている訳です。 100万に対して、1年で10万円の差額ですから、300万を1年借りていれば30万、3年借りていれば90万です。 上にも書いた通り、この手の人が返しているのは金利分だけなので元本が返せている人はほとんどいないでしょうね。 この例は、まともな消費者金融の場合の例です。 それと、上記の金利に関する話は裁判の判決が出てからもう10年近くとなります。 つまり、そろそろ過払い金の対象になる金利がなくなる時期になってきています。 この意味がわかるかですが。 つまり、もうすぐその過払い金請求ができるお客さんがいなくなる時期で、これで食って居る弁護士が結構多く居る訳です。 それが、その裁判の対象者がいなくなる。つまり仕事が激減する訳です。 とにかく客を捕まえないといけない訳ですから、必死な訳です。
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- simotani
- ベストアンサー率37% (1893/5080)
サラ金はかつて年率73%迄合法でした。それが規制改訂で40.004%に下がりました。大手の場合40.004から更に下げて36.5%が普通で一部の会社が最初から29.2%にする程度です。つまり強制力で年率18に下げる迄は殆どの利用者は年率40.004とかでの残高がある状態な訳です。 契約書を書き換える迄は旧金利のままで計算しますから古い過払いが残ったまま今の18に持ち込んでいる訳で、アコムやレイクでも73当時からの顧客にはかなりの過払いを払わされてます。 尚今の改正貸金業法に改訂される迄に残高がある状態で過払い請求をした場合にブラック登録した事例もありますが現在ではブラック登録禁止になっています(引き直しても尚残高がある状態の場合はブラック扱いになります)。 10万円を1年借りたら利息だけで年に73000円(利息先入れ元金後回しで計算だから実際にはもっと多いかも)。これを18000円に引き直す訳です。当然小規模の業者は破綻します。
- WDY
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こういうことみたいです http://kabarai.adire.jp/
お礼
ご回答有難うございます。 具体例まであげていただき、とても勉強になりました。