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播種前に『種子を煮る』って本当ですか?
エニシダの発芽率を高める為に 種子を80℃の温水で12~24時間温めるとありました。 これは、『定温設定のできる電気鍋で煮る』状態ですが、 入手した種子が少ないので心配です。 正しい処理でしょうか?
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>12~24時間温める は少々長いと感じますが、間違った方法ではありません ジャックパインやロッジポールパインを聞かれたことは ありますか? 温湯どころか、山火事で炙られて発芽します このような種子は結構あって、「火災感受性植物種」とも いいます。中には煙に含まれるシアンか化合物で目覚める種 もあります。 しくみは、二次遷移のはじめにいち早く発芽し、ニッチを 得ることでしょう。鬱蒼と茂った林内に落ち発芽しても太陽は 遠く、枯死するのが関の山です。一方山火事のあとは木々の 灰が肥料となり、土壌もゆたかで何より上空に遮るものは ありません。早く目覚め、展葉し、空間を占めた者の勝ちです。 さて、エニシダは西~中央ヨーロッパ原産。例えばアンダ ルシアの原野などイメージできますか? 春の雨のあとは長い 乾燥期間が続きます。当然山火事は多くなります。 https://kinomemocho.com/sanpo_banksiana_contorta.html 最後に逆のことを書きますが、エニシダの園芸種はそれほど 発芽率が悪いとお聞きしたことはありません。直まきまたは、 珪砂と混ぜてミニサンドバックをつくり、適当に殴って砂磨き ならぬ、種皮を傷つける程度で良いかもしれません 種子が少ないなら、サンドペーパーの間で軽くこする程度で 良いでしょう。 まずは発芽試験からどうぞ ではでは
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- nagata2017
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ポットを使うことの意味はもうひとつ 電気鍋でしたら 12~24時間温めるということは お湯が全て蒸発して空焚きになることもありますが ポットではそういう事故は起こりません。
お礼
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6878/20342)
煮ると温度が上がりすぎることもありますが ポットに80℃のお湯を入れて 種子を投入しておくと ポットの中は80℃以上にはなりません。 少しずつ下がっていきますが 性能の良いポットならそれほど下がりません。 12~24時間温めるのですから 温度が下がれば また80℃のお湯に入れ替えればいいのです。
お礼
- nagata2017
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電気鍋ではなく保温ポットのほうがいいと思います。
お礼
- FattyBear
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下記情報もありました。 ------------------------------------------------------------------------------- 種蒔きでも増やせますので、翌年3月中旬〜下旬に蒔きます。種は硬いためお湯に30分程度漬けてから蒔くと発芽率が高まります。本葉が出たら早めに植え付けます。 https://hobbytimes.jp/article/20190712k.html ------------------------------------------------------------------------------- タネまき:10月に黒く熟したさやからタネを採取して保存し、翌年3月中旬から下旬にまいて2~3mm覆土します。 タネは硬実種子なので、80℃のお湯に約30分浸してからまくと発芽しやすくなります。 エニシダは移植が苦手なので、さし木、タネまきともに、できた苗は早めに鉢上げしましょう。 ------------------------------------------------------------------------------- 鍋で煮るのは避けた方がよいのでは、たとえ定温設定があっても。
お礼