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「そうだ」「ようだ」の違いについて
日本語教師資格取得勉強をしています。 「そうだ」の用法 ①伝聞 明日は雨が降るそうだ ②動作や変化が起こる直前の状態を言うとき(見た情報) 今にも雨が降りそうだ ③今の状況から判断して 将来 起こることを 予想したことを 言うとき 明日は雨が降りそうだ 「ようだ」の用法 ①今の状況から判断して 将来 起こることを 予想したことを 言うとき 五感で得た情報。 明日は雨が降るようだ 「そうだ」の③と「ようだ」の違いがわからないのですが 同じなのでしょうか。 確信度の違いですか。 どなたかご教授いただけませんでしょうか。
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A. 用言の連体形接続 「ようだ」 ①形状・状態・性質などが類似していること。 まるで夢を見るようだ。 ②内容の指示や類例の提示。 前記のような条件。君のようにしっかりした者がどうしたのだ。 ③不確かな、また婉曲な断定。 どこかで聞いたようだ。 B. 用言の終止形接続(以前は連体形接続) 「そうだ」 ①伝聞 午後には雨が降るそうだ。 C. 動詞・助動詞の連用形、形容詞・形容動詞の語幹接続 ①外見の状況・様子からの判断・推定‥形容詞・状態動詞 怒られそうだ。 雨が降りそうだ。 悲しそうだ。 ②予測‥瞬間動詞・継続動詞 明日には雨が降りそうだ しばらくは好い天気が続きそうだ。 ③切迫の度合い 1)瞬間動詞:今まさに、の緊迫性。 花瓶が落ちそうだ。 2)継続動詞:切迫性が薄く予測に近い。 雨が降りそうだ。 ④未発:第三者の意志動詞の推測。 あの人は新車を買いそうだ。
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- kon555
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微妙なニュアンス差ですが、同じではありません。 根拠が外的か内的か、および確信度が異なる表現です。 まず「〜そうだ」についてです。 これは貴方も書いている通り、伝聞でも予想でも使えます。 「降りそうだ」→自分で判断している。 「降るそうだ」→誰かから聞いた情報。 次に「〜ようだ」ですが、これは伝聞でも予想でも使えます。 「降るようだ」→自分の判断でも、誰かからの情報でも使える。 その分「〜りそうだ」と「〜るそうだ」の中間的なニュアンスになります。 つまり「降りそうだ」の方が明示的に自己の判断による予想である、という表現になります。 それぞれ逆説の例文にすると分かりやすいかもしれません。 「天気予報は晴れだが、明日は雨が降りそうだ」→天気予報の情報から思考し、自分で判断しているため、逆説でも繋がる。 「天気予報は晴れだが、明日は雨が降るようだ」→天気予報以外の情報源があるが、その確度は曖昧。 「天気予報は晴れだが、明日は雨が降るそうだ」→天気予報以外の情報源があり、確かに聞いている。 実際には文脈で変化もしますが、イメージの差は分かりやすいのではないかと思います。
お礼
kon555様 ご回答ありがとうございます! とてもわかりやすい説明です!! 特に最後の例文でイメージをつかむことができました。 わたしももっと勉強してKon555様のように説明できるように頑張ります。 ご回答にお時間を割いていただき、本当にありがとうございました!<m(__)m>
- f272
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関心の度合いで説明されることが多いようです。「明日は雨が降りそうだ」のほうが関心度が高い。
お礼
f272さま ご回答いただき、ありがとうございます! 参考にさせていただきます<m(__)m>
お礼
kine-ore様 ご回答いただきありがとうございます! 一番知りたかったことを、項目ごとに分けて ご説明いただいているので、本当にわかりやすいです。 ネットや書籍を見てもはっきりわからなかったので、 助かりました。 ご回答にお時間をいただき、本当にありがとうございました!<m(__)m>