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日本人の美的センスと文化財破壊について
- 日本人の美的センスや技術の劣化が文化財の破壊に繋がっているのか、皆さんはどう思われますか?
- 日本人は過去の美しい建築物を簡単に壊してしまい、味気ないビルに建て替える傾向があると感じます。
- 一方で、フランスやイタリアなどは建築物を大事に保ち、美的センスが常に保たれています。この違いにどう思われますか?
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質問者が選んだベストアンサー
有名な建築家の建物だとか、芸術的に優れた建築物は確かに良く壊されていますね。数年前には鈴木京香が壊されかけていた有名建築家の建物を購入していましたね。 とはいえ、保存費用を捻出しなければいけないし、土地は少ないし、日本は貧乏だし、残念ですがやむを得ないのでしょう。
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- ishi_saya
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ヨーロッパでは確かに古い建物が使われ続けています。しかしそれは、美的感覚からではありません。 石造りや煉瓦造りの建物は長持ちするからです。だから使い続けているのです。 ベルギーはアールヌーボー建築発祥の地ですが、第二次世界大戦後多くのアールヌーボー建築が取り壊されました。維持管理に費用が掛かり過ぎるからです。建てられてから僅か半世紀でです。 結局は物事の選択というのは「お金がかからない」ことと「お金が儲かること」との二つで決まるのです。(相反するようですが。) 文化的な成熟度とか美的感覚とかが優先されるわけでは無いのです。それは日本もヨーロッパも同じです。
補足
はい?何か 勘違いされてる コメントに伺えますか? 昔は日本にも石造りでレンガ作りの本物の西洋建造物がたくさん あったのですよ。 昔の日本の写真をごらんくださいませ。 わざわざ、ヨーロッパから建築家を 読んで日本に建てさせたものが、 それはそれはたくさん日本に 本物があったのですよ。
- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
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その百年記念塔が見えていた所に住んでいます(市外出身ですが、元々祖父母が住んでいました)。 が、建立当時から反対派がいたのに無視して森林資源を切り開いて、しかも予算不足で不完全品なのにとりあえずの完成としたが、すぐに展望室へのエレベーターは一般客使用禁止。 「道」の施設なのに札幌と江別とその周辺の市町村しか存在を知らされていなかったという·····建てる際も他の地域の人にはアンケートとかも無かったとか。 塔の中に入れたなんて、立入禁止の話が出るまで知りませんでしたよ。 近くの博物館もアイヌ関係に配慮して「開拓記念館」からアイヌ関連の展示が多くなった「北海道博物館」になったのも関係しているのかと。 予算不足でアイヌのレリーフを付けられなかったことを「差別」と認め、不完全な「百年記念塔」は「無かったこと」にしたかったのではないかと。 最初から遺すつもりでいたのならば、当初から入搭料をとるなりして、管理をもっとしっかりして、もっとアピールすべきだったのではないかと。 ちなみに百年記念塔は昭和45年に建てられたもので、歴史的価値としては微妙なところです。 (記念塔解体反対派に対してほぼ同時代に建て増しされた旧五番館には何も触れなかったことに反感を持っていました。本体はもっと古い建造物でそちらの方が歴史的価値があったかと) 明治・大正時代の歴史的価値があるものは記念塔近くの「開拓の村」に移築保存され、補修もされています。 「開拓の村」や「時計台」「赤レンガ旧本庁舎(補修工事中)」などを解体するならば確かに問題ですけどね。 それらを保存していくのに百年記念塔保存管理費は痛手なのでは?と。 日本の気候や災害も関係するかと。 札幌だと大雪、本州などでは湿潤という欧米とは異なる気候で、想定を超える大きな地震も割と頻繁にあります。 古い建物を保存となるとかなりの修繕費がかかりますし、やむを得ず解体・建替えもあります。 欧米の建造物と全く同じく考えてはいけないと思います。 建物自体に問題がなくても胆振東部地震では震源地から離れた札幌でも地盤の歪みやひび割れが多数発生しました。 記念塔がある森林公園に割と近い商業施設でも カートが勝手に動いてしまうほどの歪みがあります。
補足
うわっ♪ 超詳しい方のコメント 嬉しく思いますね。 確かに取り壊しのニュース聞いて 初めて知った記念塔の有無。 知りませんでしたね。 見たかったなーって言うのが やはりありますね。 100メートルの高さ。 画像では見ましたが、 なんか凄いデザインに見えましたね。 何か宇宙都市にも見えました。 建てるときも何かしらの 曰くがあったのですか? アイヌと聞いて、ゴールデンカムイで、アイヌ民族の知らないことが、 ものすごくありまして、 何かしら関係ある記念塔だったのですね。 また、北海道と言う大地にそびえ立つ高い塔と言うだけで、 なんか圧倒される感じに思いますね。立て直しなら良かったのにね。 さながら、常にそこにあった塔だけに、寂しく思うとか記事に記載が ありまして、確かにそうですよね。 曰くつきでも、毎日見て育った方は、ある日突然なくなってしまったら、何かしら、いつもの風景ではなくなるわけだし、寂しさ一杯に なりますわ。 貴重なご意見お話を詳細に ありがとうございました♪ もっと、そういう塔があると、 日本全国に知れ渡っていれば、 また違う観光スポットになって いたのにね。やはり、なんか残念です。
- takochann2
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世界最古の木造建築は日本にありますし、あながち何でも壊していたわけではありません。もちろん木造建築は石造より風化しやすいですし、火災にも弱いです。米国による市街地爆撃でも多くの文化財が焼かれています。そして何よりも日本が貧乏で富を生まないものに対してお金を出せないのが問題なのでしょう。残念ですがある程度はやむを得ないでしょう。
補足
はい、確かに木造建築の保存は、 日本全国、目を見張るほど 凄いですよね。まさか、目の前の柱が鎌倉時代とか室町時代とか 言われるとやはりビビりますよね。 それとは、別に 西洋洋式の明治大正昭和の 建物です。今でも、マジこんな建物を日本でどう作ったのか? と目を見張る西洋洋式建造物が、 今建てたとしても、ものすごく高額になるだろう的な建物が日本に たくさんあったと言うことです。 海外からわざわざ建築家を読んで 日本の各地に建設ラッシュがあった 時代があったのです。 今見ても凄い!間取りとか、天井の高さとさ、素晴らしい建物を 老朽化と言う感じで解体されてきた 背景が悲しいかな、と思いまして、 質問させて頂きました。 昔の東京駅周辺なんか、まさに 海外みたいな風景なのですよ。 マジ?これ日本? まさにあの時代に行ってみたいなぁ とか思いました。 本格的西洋建築の真髄が、 そこにはあったのですよね。 日本全国各県庁役場とかも、西洋建築を取り入れた建物が数多くありました。いずれも取り壊しされて まして、現在だから言えるかもしれませんが、もったいなかったと。 二度と同じような西洋建築を 建てることは現在では物価高騰し 建てることは皆無かと思います。 たぶん、修繕予算が合わなかったと いうこともあり取り壊し解体されたのがほとんどでしょうね。 たぶん、無理して修繕されて現在に残っていれば、その価値は計り知れない建物かと思われます。 明治生命の本社とかもまだ残されて活用されてますよね。中に入ると 別世界。 ああいう感動って、最近減ってきたような感じです。 なんか時代を感じさせる建物って 素晴らしいですよね。 今私達が亡くなったとしても次世代に引き継ぎ1000年後にも 未来までいつまでも そこにある!って凄いですよね。 やはり、 簡単には壊さない方が良いかと 思います。
お礼
仕方ないのかなぁ。 ヨーロッパに匹敵する街並みが、 日本にも存在していたのにね。 そもそも物を大切にすると 増税されてしまう日本だし。 なんか本来の日本と違う イメージなんだけどね。 本来の日本人は物を大切に扱い、 次世代に譲るような意思のある 日本人が本当だと思いますよね。 それが、まったく逆の日本。 破壊、解体が大好きで、増税大好きで、道路工事大好きで、 人口増加大好きで、 渋滞大好きで、 常に新車好き。 どこに予算使っているんやら。 都市計画の街並み計画って ものが、全国統一して、 もはや、どの地域行っても 同じ街並みに見えたりしますし。 味気ないビルばかり。 どの道走ってもアスファルトばかり、農道までアスファルト。 なんだかね? そんな所にアスファルト必要なんかね?
補足
やはりそう見えてしまいますよね。 何故か、日本は、 当時の最高水準の建築物を さも簡単に解体してしまいます。 有名なものほど簡単に。 しかも、ヨーロッパに匹敵する 日本にあった西洋建築までもその 餌食に。 また同じ建物を作るには、 数倍数百倍の費用が無いと建てられない建築物を無きものにしてきた 日本人。 その後に建てられたビルは 味気もないシンプルなありふれた物ばかり。 だから、味気ない街並みになって しまってますよね。 凄いですね鈴木京香さん。 そうなんですか、わかる人にだけ わかる価値ある物なんでしょうかね。 素晴らしいです。 貴重なご意見ありがとうございました。