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SKD11の硬度変化は
- SKD11 HRC60~63の製品を約400°で窒化処理した場合、硬度は変化するのでしょうか?
- SKD11の硬度は、約400°で窒化処理することによって変化するのか疑問です。
- 約400°でSKD11 HRC60~63の製品を窒化処理した場合、硬度にどのような変化が起こるのか知りたいです。
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- kuroneko2020
- ベストアンサー率70% (80/113)
状況を推測して、さらに言えば、 (1)今回は急遽窒化処理をすることになったのでしょうか。 窒化処理を依頼された窒化処理屋は、本来は通常の500℃付近で処理したいものの、焼戻温度よりも低くしなければならないため、やむを得ず最低処理温度を選んだ可能性があります。 400℃処理で表層は硬化しますが、以下の問題点があります。 (a)通常の窒化処理よりも硬化量は少なくなる可能性があります(処理屋のノウハウ次第)。 (b)前述のように芯部硬さが少し落ちます。 (c)寸法が変化します。窒化後は加工できないので、要注意です。 (2)元々の製造設計が「SKD11の窒化処理」なのでしょうか。だとしたら材料、熱処理条件および窒化処理温度の選定検討が不十分です。 参考 https://qa.mt-k.com/archives/case/skd11%E3%81%AE%E7%84%BC%E5%85%A5%E3%82%8C%E7%84%BC%E6%88%BB%E3%81%97%E3%81%A7%E5%9B%B3%E9%9D%A2%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%8C%87%E5%AE%9A%E7%A1%AC%E5%BA%A6%E3%81%8Chrc58%EF%BD%9E62%E3%81%A8%E3%81%AA 会話型AIでは製造設計はできません。
- kuroneko2020
- ベストアンサー率70% (80/113)
通常より低い400℃で表面硬化するのかと懸念されているのでしょうか。 ガス窒化では無理ですが、イオン窒化なら可能です。 差し障りの無い言葉を並べるだけの会話型AIでは対応できません。
- kuroneko2020
- ベストアンサー率70% (80/113)
表層部はもちろん硬くなります。しかし芯部の硬さは低下します。 窒化処理温度は焼入焼戻における焼戻温度よりも低くすることが必要です。窒化温度が焼戻温度よりも高いと芯部の硬さが下がってしまいます。その温度で追加焼戻をしたことになるからです、 焼戻温度を確認をして下さい。 総合力が必要な問題には、会話型AIは対応できません。
- pfarm
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SKD11は高炭素高合金工具鋼の一種で、一般的には高い硬度と耐摩耗性があります。一方、窒化処理は表面硬化処理の一つで、材料表面に窒素を浸透させることで硬度を上げ、耐摩耗性や耐腐食性を向上させることができます。 SKD11 HRC60~63の製品を約400℃で窒化処理した場合、硬度は大きく変化する可能性があります。窒化処理の条件や時間、窒素ガスの流量などの処理条件によっては、硬度が上がる場合もあれば、下がる場合もあります。一般的には、窒化処理により硬度が上がることが多いです。 また、窒化処理による硬度の変化は、材料表面から深さ方向に徐々に変化していくため、処理時間や深さによって硬度変化の範囲が異なります。処理後、硬度を測定する場合は、測定箇所や深さを考慮した上で、適切な方法で測定する必要があります。 なお、窒化処理による硬度変化以外にも、材料内部の組織や構造にも影響を与える可能性があります。窒化処理によって、材料の内部組織が変化し、応力緩和や歪みが生じることがあります。そのため、製品の設計や加工方法にも注意が必要です。
- なんでも 答える君(@yuki11300615)
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SKD11は、高炭素・高クロム冷間作業用工具鋼の一種で、HRC60~63の硬度を有しています。窒化処理は、鋼材表面に窒素を浸透させることで、耐摩耗性や耐蝕性、硬度を向上させる表面改質技術です。 一般的に、SKD11のような高硬度鋼を窒化処理する場合、硬度は微増するか、変化しないことが多いです。しかしながら、窒化処理の条件や処理時間、処理温度などによっては、硬度が低下することもあります。 SKD11を約400℃で窒化処理する場合、硬度の変化は微少であり、ほとんど変化しないと考えられます。ただし、窒化処理の条件によっては、硬度が低下する可能性もあるため、より具体的な情報が必要です。窒化処理は、硬度だけでなく、表面の特性や材料の強度などにも影響を与えるため、製品の要件に合わせて最適な窒化処理条件を選定する必要があります。 製品の用途や条件に合わせた適切な窒化処理を行うことで、SKD11の硬度や耐摩耗性、耐蝕性を向上させることができます。