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爆発限界と圧力の関係について
日常的にアセトンを取り扱っています。 アセトンの爆発限界を調べますと、文献によって異なりますが、下限が2.6vol%で上限が12.8vol%と出ています。 ただ、この範囲は空気中(酸素=21vol%)での条件と書いてあります。 (1)酸素濃度を下げていくと、爆発範囲はどの様に変化するのでしょうか? (2)またタンクの中に入れて、雰囲気の圧力を上げていくと、爆発範囲はどの様に変化するのでしょうか? (1)は範囲が縮小、(2)は範囲が拡大の方向かと思いますがアセトンのデータがありません・・・。よろしくお願いします。
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- ichiroy
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回答No.1
1) アセトンはその蒸気が空気中の酸素と反応し、過酸化物を生成することにより、爆発性が高くなります。 従って、酸素の濃度が下がれば、その反応は抑制されますので爆発範囲は縮小する方向にいきます。 2) 雰囲気の圧力を上げる方法が問題だと思います。つまり窒素やアルゴンなどの不活性ガスで上げていけば酸素の濃度は低下します。そうすれば爆発範囲は縮小します。 大気or酸素で圧力を上げていけば爆発範囲は広がることが予想されます。しかし普通加圧するときは、不活性ガス等で加圧すると思います。 爆発限界を下げたいのであれば酸素濃度を下げたほうが良いと思います。