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カエル
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質問者が選んだベストアンサー
画像の印象から「アズマヒキガエル」ではないかと思います。 ただし日本国内に広く生息しているヒキガエルには大きく分けて、『ニホンヒキガエル (Bufo japonicus japonicu)』と『アズマヒキガエル (Bufo japonicus formosus)』の2種類がおり、この両者の外見上の区別はほとんど無くて、従ってこの添付画像1枚のみだと正確に種類を同定する事は困難です。一応、現時点では滋賀、三重、福井県辺りを境にして「西日本ならニホンヒキガエル、東日本ならアズマヒキガエル」みたいな大雑把な区分の仕方もありますが… - "ヒキガエルの県別分布図": http://kaerutanteidan.jp/index.php/database/2014-03-27-17-58-05/174-honsyucomment01 現状、この区別の仕方も余りに当てならなくなって来ており、いわゆる「国内外来種問題」というモノが発生中なので。確実に種類を見分けるためには捕獲して色んな確度からの写真を撮影するなどして、詳細に種ごとの特徴を精査する必要があります。ですので今回の場合も大雑把に「ヒキガエルの仲間」としか言いようが無いですね。 で、質問者の疑問の「小さいカエル」の件ですが。これも実際に現物を見てみないと何とも言えないのですが、状況的に考えてそれらの「小さな黒いカエル」は "その年に生まれて陸に上がったばかりの1年生カエル" で間違いないかと。種類にもよりますが、ほぼ全種類のカエルの仲間はオタマジャクシから手足が生え揃ってカエルの形になったばかりの若いカエルの場合、性成熟して立派に成長した大人のカエルよりも一回り以上も小さいのが普通です。 特にこの画像のヒキガエル(ガマガエル)の仲間は、この幼い1年生カエルと卵を産める様になった大人のカエルとのサイズ差が非常に顕著なカエルの種類としても有名です。他にもツノガエルや悪名高きウシガエルなんかも、未成熟個体と性成熟した老個体との体格差が大きい種類のカエルですね。一方、田んぼとかで見かけるアマガエルなんかは余り大きさに差がありません。 トノサマガエルなんかも大きさにかなり差がありますが、そもそもこれらの未成熟なカエルは一般的な図鑑などに掲載されている写真などとは大きさは元より色や模様なんかもかなり異なる場合が多いので。質問者も含めて、日頃からカエルを累代飼育しているとか専門家とかでも無い限り、野外でこれらの未成熟なカエルを見かけても "別の種類のカエル" と誤認識してしまっている場合がほとんです。 - "ミニサイズ!ナガレヒキガエルのこども": https://aquatotto.com/blog-diary/detail.php?p=76 - "ヒキガエルの子どもたち": https://www.uozu-aquarium.jp/cms/view.php?c=537 ヒキガエルの場合、生息地の環境にも大きく左右はされますが。その年の春に卵から生まれたオタマジャクシ達が1~2ヶ月ほど最初の「小さな黒いカエル」になります。体長はこの時点だとまだ1cm弱ほどで、とても成長した大きなヒキガエルと同じ種類だとは思えない姿をしています。 そこから最初はアブラムシやアリみたいな小さな虫を食べながら急速に成長して行き、だいたい1ヶ月毎に倍のサイズに大きくなって行きます。野生化だとその年生まれの子カエルがその年の冬まで生き残れる確率は3%程度くらいしか無いと試算されています。自然は厳しいです。そうやって何とか生き延びて3年目の春を迎える頃、ちょうど2月~3月のまだ肌寒いこの時期にヒキガエル達は一時的に冬眠を止めて這い出して来て、過去に自分達が育った池などの水場に集まって来て交尾と産卵を行います。添付画像は正にその行為の真っ最中ですね。 そうして交尾と産卵が終わったら再び、ヒキガエル達は元いた土の中へと戻ってもう一眠りします。彼らが本格的に活動開始するのは4月の末くらいからですかね。
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- Nebusoku3
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ニホンヒキガエルのように見えますが、ガマガエルではないように見えるのですね? (ヒキガエルとガマガエルは同じ種類とのこと) ニホンヒキガエルでWeb検索してみてください。 オタマジャクシもでてきます。
お礼
どうもありがとうございます
お礼
ありがとうございました🍉