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マンション同士(管理組合同士?)の合併
題名みたいな事ってあるんでしょうか? 気になった物件があって、よく見ると一つの区画の土地に築古の100戸以上の大きなマンションと同じく築古の15戸の小さなマンションが建っています。しかも小さなマンションが区画の南東隅を占めています。大きなマンションから見ると明らかに邪魔です。小さなマンションを地上げして敷地をまとめて建替えたい気分になります。 正攻法で行けば大きなマンションがお金を出し合って小さなマンションの12件を買い上げてしまえば8割の投票権を握るので、建て替えでも何でも好き放題できます。しかしそれではお金がかかるので裏金・買収工作とかいろいろ考えると思います。 例えば小さなマンション側で建て替えに賛成・反対で分かれているとすれば、何軒かを買収してしまえば、大きなマンションと一緒に小さなマンションも建替えてしまえることになります。小さなマンションで建て替えに反対していた人は不利益を被るかもしれません。 実はその小さいほうの物件に空きがあり買いたいと思ったのですが、将来的に上記のような事が起きて乗っ取られたりしないのかと不安になりました。 実際に管理組合の乗っ取り・マンション合併みたいな事が起きた事案ってありますか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
まず、正しい管理をしているのであれば、マンションは60年以上は持ちます。管理によっては100年持たせることも可能ではあります。 建て替えには莫大な費用が掛かります。容積率の余裕があれば半分を売却して等価交換できることもありますが、物件数は少ないでしょう。 マンションを購入するにあたり、おっしゃるような心配はほぼ不要と思います。 それより、そのマンションは貯金付きかどうかが一番大切です。 マンションの貯金とは、修繕積立金です。大規模修繕直後であれば目減りしてはいますが、そういった修繕を行っている、というところが大切で、正しく管理されている目安になります。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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お礼
ご回答ありがとうございます。今時のマンションは100年持つと思いますが、50年前のマンションだと新耐震以前の建物なので耐震性も低いかもしれないし、そう言う意味で建て替えもあるかな、と思いました。 確かに建て替えそのものが賛成でまとまるのが難しいので簡単ではないですね。