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経営者としての不安点と私の老後から逆算する引退
- 法人の不動産管理業である私が経営者としての不安点と老後の引退について考えています。
- 私の息子は将来的に従業員を雇って支店に戻りたい考えですが、人を雇うことは大変だと感じています。
- 私と息子は経営の知識が浅く、将来の予測の念が足りないと感じています。
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>資産に振り分けるというのはどういう意味になりますでしょうか。 あくまで単純計算です。 例えば65歳から100歳までの老後資金で1億円必要だとした場合、65歳の時点で預金が5000万なら残りの5000万を65歳以降の収入でまかなう事になります。 5000万÷(100-65)≒150万 年間150万以上の収入があればよいことになります。
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- ruitarou
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>これはruitarou様が会社を作られるのでしょうか。 そうです。 売却先で私が行っていた仕事ができる人が育てばそれが良いのですが、それができなかった場合は、業界のためにも私が別会社を作ってでもやるべき仕事があります。 >来期~3年分の修繕計画を立てて役員報酬をあげる考え方はよいでしょうか。 会社の収益が分かりかねますが役員報酬を上げても会社の借り入れの返済が順調に進むのなら良いかと思います。 >80歳まで生きると仮定してどれだけ収入が必要なのかを考えるといいでしょうか。 今の時代で80歳までと考えるのは短すぎます。 短くても90歳、余裕を持てば100歳程度まで生きる前提で考える事をお勧めします。 >個人の不動産を会社に買い取ってもらおうと思っていました。 これはあり得ないです。 無駄に多額の税金がかかります。 私も個人所有の不動産も賃貸に出していますが、個人は個人、会社は別です。 まとめることはあり得ません。 >目の上のたん瘤状態で会社にかかわっているわけにもいかないと思っています。 役員で残っても経営に口を出さない選択肢もあります。 >ただ銀行は当座貸越の枠を使っていないと解約を求めてくるので借り替え更新していくので良いでしょうか。 この枠を維持する必要があるのでしょうか? 事業を維持するうえで必要ない枠は解約も検討すべきです。 新規事業で資金が必要となった場合は適切な事業計画があれば銀行は新規の融資に応じてくれます。 >後20年生きたとして2億あれば生き抜けれるのかなと思うぐらいです。 この資金を資産と老後の収入で振り分けしたらよいと思います。
補足
続いてお世話になります。 私のこういう場合は?と質問させていただくと毎回単刀直入にご回答をくださいます。私は毎回詰まってしまいます。 こういう能力が身につくには勉強と経験でしょうか。 最後にもう一つ質問させてくださいませ。 最後の部分の「この資金を資産と老後の収入で振り分けしたらよいと思います」のところの資産に振り分けるというのはどういう意味になりますでしょうか。 ご教示いただければと存じます。よろしくお願い申し上げます。
- ruitarou
- ベストアンサー率44% (258/579)
>不動産の一部を別会社として残す M&Aの手法の1つで会社の新設分割という方法を使います。 現在ある会社を事業会社と不動産管理会社に分割して事業会社を売却して不動産管理会社だけを手元に残します。 >M&Aで売却された会社さんとは関係が続きますか 売却した会社からは、相談役として残って欲しいと言われていますが、1年程度で離れたいと思っています。 場合によっては個人で別会社を作って関連事業をすることになります。 >今のままの財務状況が続けば、しばらくはこの価額と大差ないと理解するとよいでしょうか。 特に動きがなければ評価額は動かないと思います。 >株式評価が低いタイミングはどういう時になりますでしょうか。 固定資産の再評価、大型投資、役員報酬の増減等で評価が大きく変わる時があります。税理士の先生が詳しいかと思います。 >ここでは税金のことは考えなくてもいいでしょうか この部分の税理士の先生と相談して対策を考える事をお勧めします。 >勉強嫌いなのでとても腰が重いように見受けます。 息子さんが将来目標として何を目指すか(どんな会社)という事です。 成人した息子さんに勉強を押し付けるのではなく将来像を持ってもらうことだと思います。 >どういう風にやっていくのがいいのか いつ隠居してその時点での資産がいくら必要か? その後の収入がどれだけ必要か? それを決めたらそこから今何をすべきか?いつまでにどんな準備をすべきか?という順番に考えていけばよいかと思います。
補足
続いてお世話になります。 とても緻密に考えていらっしゃる内容を拝読させていただきました。こういうことが経営なんだと感服しております。 ①「場合によっては個人で別会社を作って関連事業をする。」 これはruitarou様が会社を作られるのでしょうか。 ②隠居について。 私としては10年後に借金完済する65歳のタイミングと思っていました。 その時点で確定している資産は退職金1千万です。 1)会社(以下③のところで説明)と個人の物件の修繕計画があります。そのためには会社の内部留保を考えないといけないですし、個人の貯蓄も増やさないと修繕ができないです。来期~3年分の修繕計画を立てて役員報酬をあげる考え方はよいでしょうか。 2)個人の不動産も解約されたらたちまちに収入がなくなります。(飲料ベンダー事業に貸しています。東部、中部、西部に拠点をおいておられます。個人の不動産は中部を貸しています。最近は地元の銀行も2拠点に統合して等というところもありますので借り続けてもらわないといけないです) あとは実母が亡くなった時には弊社の敷地内にある母の土地建物を相続するようになると思います。 ここを弊社に貸せるとかで賃料収入が見込めるのかなと思っています。 3)介護が必要になる可能性、年を取っていき健康状態がいいか、悪いかわからない、80歳まで生きると仮定してどれだけ収入が必要なのかを考えるといいでしょうか。 個人の不動産を会社に買い取ってもらおうと思っていました。税理士さんに相談したところ「税務的にもあまり進めない、どうして会社と並べるの? 個人が所有して賃料収入とされたらいい思う」と言われました。 2)3)については先のことがわからないのでこういう時にどういう風に考えればいいのかがわからないです。どのように考えるとよいでしょうか。個人の不動産を持ち続ける、オーナーになって配当金をもらう、平取締役で役員報酬をもらう。などでしょうか。 息子は今の時点では「祖父のように生涯現役(取締役)で役員報酬とっていけばいいのではないの 」と言います。 ただ、年をとって能力がなくなって判断能力もなくなってきます。目の上のたん瘤状態で会社にかかわっているわけにもいかないと思っています。私が今から引退の話をするのは息子にとっても不安なんだと思います。息子もこれから一年ずついろんな経験や失敗をして成長いくようになればまた話も違ってくるかと思います。 ③会社の借入について。 ・当座貸越の借入が800万あります。(枠1千万) ・長期の借入が2500万・期間8年 1500万期間7年があります。 当座貸越は少しずつ修繕計画と役員報酬を鑑みて返していくのが良いでしょうか。 ただ銀行は当座貸越の枠を使っていないと解約を求めてくるので借り替え更新していくので良いでしょうか。 後20年生きたとして2億あれば生き抜けれるのかなと思うぐらいです。 いろんな問題がごちゃ混ぜになっており恐縮ではございますが再度ご教示いただければと存じます。
- ruitarou
- ベストアンサー率44% (258/579)
私も引退の準備を進めています。 息子と話をしながら数年かけての準備が必要です。 私の場合は息子が事業を継承することに難色を示しましたので本業をM&Aで企業売却して不動産の一部を別会社として残すことにしました。 ①相続税対策 株式評価が低いタイミングで息子に株式を順次譲渡する。 私の場合は無償譲渡をしましたが、有償譲渡として売却金を長期の分割で受け取る方法もあります。 ②老後の生活設計 個人収入と役員報酬、株式配当の振り分け 株をそのまま持ち続ける場合は会社の経営には関わらずに配当の形で受け取る方法もあります。 ③会社の事業計画 不動産管理会社としての将来展望 今後、管理不動産を増やすのか、不動産仲介など別業務を行うのか、現状維持だけとするのか? 私の息子は宅建を持っていますので不動産仲介もありだと思います。又、サラリーマンの現在でも不動産投資を行っていますので管理不動産を増やすことも考えると思います。 >人を雇うことは大変だと思っています。 人を雇う上で大事なことは「労務関係の勉強もしておかないといけません」ではなく会社の収入を増やすことです。 万一のことがあれば人の一生を台無しにすることになります。
補足
ご回答ありがとうございます。 毎回知りたい内容のご回答を頂くことができ感謝申し上げ ます。 ・個人の支払い:令和14年まで借り入れが3千万×2口あります。遺留分減殺請求とスクイーズアウト費用 ・個人収入:役員報酬が上記の支払いにほぼ消えます。 個人名義の法人向けの不動産が1件あります。現在の賃 料32万。 ・自社株式20860株所有しています。 ・65歳でオリックス退職金積み立て1000万受け取り予定 以下ご教示いただければと存じます。 最初の「不動産の一部を別会社として残す。」とはどういう意味になりますか。本業をM&Aで売却された会社さんとは関係が続きますか。 ①2年前に株式評価をしました。11000円の価額でした。今のままの財務状況が続けば、しばらくはこの価額と大差ないと理解するとよいでしょうか。 株式評価が低いタイミングはどういう時になりますでしょうか。 ただ、今現在は息子にまとまった預貯金がありません。 ②株をこのまま持ち続ける場合というのは、少しずつ譲渡していきながらということになりますか。この場合取締役からは外れてオーナーになって会社から配当をもらうのが良いでしょうか。ここでは税金のことは考えなくてもいいでしょうか。 といいますが、節税のことを考えていると何もできなくなってしまいますね。 ③息子に宅建の資格のことも話しますが勉強嫌いなのでとても腰が重いように見受けます。不動産管理業なら持っているべきと思うのですが聞く耳がない感じです。まだお尻に火がついていないようです。 ④ご教示ありがとうございます。会社の収入を増やすこと。思考が的外れでした。いつもご教示いただき「そうだ」と思わせて頂いております。 私のすべきことは引退時期を決めて今回ご回答頂いた①~④のことをどういう風にやっていくのがいいのかを考えていくことが仕事になりますね。 ご子息様は地に足のついた生き方をされていらっしゃいますね。愚息は一昨年までフリーターをしていて昨年から会社に入りましたのでマイナスからのスタートです。 自分で失敗もしないとまだ性根がはいらないかなと思ってしまいます。 以上でございます。ご教示いただければと存じます。よろしくお願い申し上げます。
- f272
- ベストアンサー率46% (8469/18132)
そんなことより、企業の借金の個人保証の引き継ぎや後継者による自社株の買取の問題をどうするかを考えてください。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
続いてお世話になります。 理解できました。 ここまでの説明を教えて下さりありがとうございます。 今回も補足補足の質問にご丁寧にご回答くださりありがとうございました。 今後もよろしくお願い申し上げます。