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「を」を付けない場合
「落胆した」は「落胆をした」ですか? 「驚愕した」は「驚愕をした」ですか? 「を」を付ける場合と、付けない場合がありますか?
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- takochann2
- ベストアンサー率36% (2426/6696)
名詞に直接「する」を付けてサ変複合動詞化できるものを動作名詞や状態名詞といいますが、動作や状態を表す名詞なのか、俄かには分からないものも多く、現実的には暗記するしかないでしょう。一部のサ変動詞化できる名詞には「をする」と「する」の両方を取ることのできる名詞もあります。変更する/変更をする、理解する/理解をする、など 驚愕や落胆はどちらも「する」だけを取るのが日本語として自然です。
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8742/19841)
動きを意味に含む名詞に「する」が付いて、動詞になります。 動きが無い名詞には「する」が付けられないので「する」の前に「を」を付けて、「名詞」+「を」+「動詞(する)」の構文になります。 例えば「料理」と「ご飯」の場合。 「料理を食べる」「ご飯を食べる」の場合、「料理」も「ご飯」も同じ意味、同じ物を表します。 「料理」には意味的に動きが含まれますから「料理する」とは言いますが「ご飯する」とは言いません。 「料理」には「動き」が含まれているので「料理+する」が成り立ちます。 同じ事が「冷房」「クーラー」「エアコン」にも言えます。「冷房する」とは言いますが、「クーラーする」「エアコンする」とは言いません。 同様に「落胆」「驚愕」は「心の動き」が含まれているので「落胆する」「驚愕する」と表現する事ができます。同時に「名詞」+「を」+「動詞(する)」の構文で「落胆をする」「驚愕をする」とも表現できます。 まとめると、以下のようになります。 ・動きを含む名詞の場合 「名詞+する」で動詞になる構文 「名詞」+「を」+「動詞(する)」の構文 の2つの構文を使い分けします。 ・動きを含まない名詞の場合 「名詞」+「を」+「動詞(する)」の構文 しか使えません。
- iijijii
- ベストアンサー率55% (576/1039)
簡単な話です。 「を」は能動的な行いで有ることを強調します。 落胆も驚愕も受動的なので普通は付けません。 「恐怖をした」は明らかにおかしいですよね?
- Biolinguist
- ベストアンサー率69% (354/513)
「を」付けられる動詞と難しい動詞はあります。 専門的には非対格自動詞・能格動詞と呼ばれるものは「をする」が難しいと言われています。 ざっくりいえば、意志を持ってできるかどうかが境目です。 例えば ○死亡する ×死亡をする 「落胆」「驚愕」のような精神状態を表す動詞も意図的ではないので、普通は「を」を付けられません。 もちろんこれはざっくりした説明で、例外はありますし、個人差もありますが、大体そう言うことです。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10007/12518)
以下のとおりお答えします。 >「落胆した」は「落胆をした」ですか? 「驚愕した」は「驚愕をした」ですか? 「を」を付ける場合と、付けない場合がありますか? ⇒はい、「を」を付ける場合と、付けない場合の両方があります。 「落胆する」「驚愕する」と「する」を付けたとき、自然に聞こえる場合は「落胆した」「驚愕した」と、「を」を付けない言い方が好まれるようです。(私も、個人的には、「を」を付けない方が好きです。) しかし、現実にどちらを使うかは、個人的な口調や好みの関係で、あるいはその時の流れ具合で「を」付けることも、付けないこともあるようです。 なお、細かく見ると、「落胆した」「驚愕した」に対して、例えば、「雪合戦した」よりは「雪合戦をした」の方が、「新たな提案した」よりは「新たな提案をした」の方がより自然に聞こえます。「雪合戦」「新たな提案」は名詞句であるという印象が強いため、このまま「する」を付けて動詞化するのに抵抗があるからだと思います。