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中産階級の没落
マルクスやエンゲルスの著書を読むと、 中産階級、プチブル階級は 大工業の発展と共にプロレタリアへ転落する。 大工業が発展するとブルジョア以外の階級は 全てプロレタリアに転落すると言ってますが、 本当にそうなるんでしょうか?
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確かに、中産階級・プチブル階級は減りました。しかし、肉体労働者は増えなかった。代わりに増えたのは当時いなかった、サラリーマン等事務労働者です。彼らは、新中間層といわれています(昔はそれなりにいい暮らしをしていました)。 事務労働者だって、会社に雇われているのだからプロレタリアとみなせば、マルクス・エンゲルスは正しかったことになります。(マルクス派の人たちはこのように考えています) 現在、事務労働者は社畜と言われ、肉体労働ではないものの重労働が強いられています。であればプロレタリアだと言ってもいい。そうなるとマルクス・エンゲルスは正しかったといといえるのではないでしょうか。
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- staratras
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すべてプロレタリアに転落するのではなく、あるところまでは経済発展に伴って中間層(「中産階級」)が増えますが、それをすぎれば中間層の中で裕福になる人たちと貧しくなる人たちに2極化しているのが、少なくとも多くの先進国の現状でしょう。 日本で言えば、高度経済成長期からバブル経済が崩壊するころまでは前者で、最近は高齢化の影響も加わって後者の傾向があります。「K字経済」という言葉さえあるのが現実の姿です。
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確かに格差は広がっていますね、ありがとうございます
- 畑 茂夫(@Flareon)
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誤字訂正。 ヨーロッパではその前に貴族の没落があったから、「歴史は繰り返す」という意味で思いついたんだろうと思います。 多分19世紀頃なら通用しても現代では通用しない論理です。 家計の資産が3億円以上あると、重い相続税もはねのけて家系は没落しないと日本では言われています。
お礼
そうなんですね、ありがとうございます
- 畑 茂夫(@Flareon)
- ベストアンサー率28% (459/1605)
ヨーロッパではその前に帰属の没落があったから、「歴史は繰り返す」という意味で思いついたんだろうと思います。
お礼
ありがとうございます
- mekiyan
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大工場や経済が発展している国では、ほとんどが中産階級だらけだけど。 大工場に発展させ、継続させるには、それなりに多くの消費者がいなければ、販売につながらず。労働者を搾取などしていれば購買者もいなくなり、販売増加も出来ずで、発展などなしです。マルクスもエンゲルスも植民地時代の経済をベースに思考されているので、植民地がなくなった現在では、まったく通用しない理論です。
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ありがとうございます
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ありがとうございます