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会計の初歩的な質問
- 会計の初歩的な質問についてまとめます。
- 会計の基本的な計算式である売上高-売上原価=粗利について説明します。
- 在庫を活用した法人税の回避方法について考えます。
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質問者が選んだベストアンサー
>金のインゴットは原材料 製造業の原材料と判断されるのであれば、 それは、売上原価の一部である製造原価に該当します。 製造原価の額は、 当期製品製造原価=当期総製造費用+期首仕掛品棚卸高-期末仕掛品棚卸高 で求め、 その中の 当期材料費は「期首材料棚卸高+当期材料仕入れ高-期末材料棚卸高」 で求めます。 先の計算式同様 当期材料仕入れ高が増え、期末材料棚卸高が増えますので 利益は変化しません。 https://mitsu-ri.net/articles/manufacturing-cost などが参考になりましょう。 法人税を求めるための利益は 特別損益や税務上の諸調整を除けば 売上 - 売上原価 - 費用 です。
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>在庫の価値が上がっても税金がかかるんですね。この場合の利益の会計上の処理はどうするのでしょうか? 期末棚卸し在庫金額が、在庫評価をしたときに上がるだけの話です。 全く動かさなかった(1個も仕入れない売らない以外)在庫であれば、その在庫に関しては変わりませんが、在庫評価は最終仕入れ原価法、移動平均法などの評価方法で変わります。 1g5000円で1kg仕入れただけの期末なら、期末在庫は5000*1000gですので、5、000、000円。 翌期に一切動かさなければ、変わりはありませんが、1g6000円で1g仕入れて、例えば最終仕入原価法を使って評価すると、1001gがすべて1g6000円換算されますので、6006000円の在庫評価額になります。 つまり、在庫金額が100万6千円増えたことになります。 単純にそれだけの話です。 基本的に、在庫評価の方法は利益計算の仕方に変わりが出てしまいますので、コロコロと変えることはできません。し、税務署への届出が必要になります。
お礼
ありがとうございます。 やっぱり在庫に税金がかかるという考えって自分はしっくりこないのですが、以下のHPの内容ならしっくりきます。 こういうことですよね? https://www.shibuya-zei.jp/2012/06/24/531
在庫って、税金かかるんですよ。 前年度から増えた在庫金額に対して増えた分が所得になります。 在庫って資産じゃないですか。資産が増える=儲けて居るから増えて居る。 わけですからね。 出し入れせずに、勝手に価値が上がったものに対しても、その価値が上がった分が、棚卸し在庫の金額が上がったことになりますので、その分課税対象になります。 物が増えてなくても在庫金額は上がるので、かかる税金も発生するわけなんです。 なので、裏技にはなりません。
お礼
ありがとうございます。 まさにNo1のかたの 売上原価 = 期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 - 期末商品棚卸高 つまり、期末在庫は経費扱いにしないよということで、税金がかかるということですね。在庫の価値が上がっても税金がかかるんですね。この場合の利益の会計上の処理はどうするのでしょうか?
- HohoPapa
- ベストアンサー率65% (455/693)
売上原価は 売上原価 = 期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 - 期末商品棚卸高 で計算します。 つまり、期末に商品を大量に仕入れても、 当期商品仕入高、期末商品棚卸高の双方が増えますので 利益は変化しません。 https://meetsmore.com/services/tax-accountant/media/50398 などが参考になります。
お礼
ありがとうございます。 確かに期末在庫をマイナスするのなら同じですね。 例えば金の加工装飾品を販売している場合、金のインゴットは原材料であって、在庫にはならないと思います。金塊を期末に大量仕入れするなら、この抜け道は使えるのでしょうか?
お礼
なるほど。完成品にせず、材料のまままでも経費にできるのは「経費=期首+今年の仕入れ-期末」の方程式なんですね。 考えたら当たり前ですよね。ありがとうございました!