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配膳の仕方の理由
一汁三菜では、ご飯は左手前、味噌汁は右手前、主菜は右奥、副菜は左奥などというように配膳の仕方はマナーとして決まっていますが、なぜこのように決まっているのでしょうか?
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いろいろな流派があると思いますが 本格的な茶懐石で出てくるお膳には 手前左にご飯(お椀に入って) 手前右にみそ汁(お椀にはいって) そして向こう中央に「向こう付け」(刺身など) が並べられています。 最初にご飯を少し食べるんですね。 作法としては 1 両手でご飯、みそ汁の椀のふたを いっぺんにとる。 2 ふたの内側をあわせるようにして 重ねて、お膳の右横に置く。 3 両手で飯椀を持ち、 4 右手で箸を取り上げ 5 左小指と薬指のあたりに箸の先の方を挟んで 6 右手で握り混むようにしてしっかり持ち直す 7 ご飯をほんの1,2口食べる。 という作法があります。 その後、その逆のやり方で箸をお膳に置いて ご飯をおかわりするんですね。 同じようにみそ汁もいただきます。 少し経つと、お酒が出されます。 そのときに向こう付けを少し左に動かして 空いた右奥に酒杯を置きます。 お酒をいただきたら、向こう付けに箸を つけていいということだそうです。 このような作法が 今でも和食の配膳に受け継がれていると思います。
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茶懐石以前に決まっていたと思います。たしか、正法眼蔵という本に書いてあったと思います。インド時代の仏教からの合理性の追及から生まれたもので、武士時代には、奥の器は背が高く、食べやすく変化していきますよね。 食味とか食べやすさ、利き腕、右上位とかあらゆる取り決めを合理的に整理したらそうなったものと考えますが。。。
- latour64
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昔からのしきたりです。 でもそういってしまえば、もともこもないですね。 まずは食べやすいように置くことから始まりました。食べやすいように置くこと、それが相手に対するもてなしの心というわけです。そこに美意識が加わっていまのような形になったのでは…。
- yasya
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ご飯が一番食事のメインだから、箸でふさがっていない左手に一番近いところ。 ご飯の添え物である汁物はその隣へ。 主催は箸で取りやすい所、と言うので右側。 残ったところに副菜。 と言う風に聞いたんですが・・・正式な理由は違うのでしょうか・・・?