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行き渋り
小学中学年の息子が、今週に入って学校への行き渋りをし始めました。朝ご飯を食べた後、元気がなく熱を測ったり、お腹が痛いから休みたいと言います。家を出てしまえば普通ですし、帰ってきてもいつも通りなのですが…こんなことは初めてで、わたし自身も戸惑っています。そして辛い… 通級教室に通っており、先生も話しやすいので相談したいのですが、やはり担任の先生に相談した方がいいのかとも迷っています。 経験談やアドバイス等あれば、お願いします!
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小中学校でスクールカウンセラーをしています。不登校の児童生徒とのかかわりは多く、以前は組織的な統計をとったこともありますので、そうした経験も踏まえてお答えしたいと思います。 まず不登校も、行き渋りから徐々に休みが増えていくタイプもあれば、ある日突然休み始めるタイプもあります。発熱、頭痛、腹痛などの身体症状を伴う場合(多くの場合仮病ではありません)もあれば、伴わない場合もあります。学校に行きたくない理由を本人が把握している場合もあれば、していない場合もあります。行きたくない理由を何となく感じていても、それを上手く表現できない場合もあります。つまり登校しぶりも含めた不登校は、100人いれば100通りあるといってもいいと感じています。 年齢でも当然異なるのですが、小1で生じる不登校は(多くは保護者が送れば登校はできるので、厳密には登校しぶりが多いですが)小学校生活に慣れない不安からというのが最も多いのは想像がつくかと思います。思春期から始まる不登校は、友人関係が上手くいかないことが背景になる場合が急に増え始めます。ではその間の3~4年の中学年から始まる場合、実は学習が難しくなり辛いというのが結構多いのです。これは私が以前所属していた組織で、100名くらいの不登校児の統計を取った時に、明らかにその傾向がうかがわれました。 1~2年生では学習の進度はゆっくりですし、算数なら加減中心で九九を覚える程度ですから、あまり差がつかないのですが、3年生では九九を実際に活用しなければならず、4年生からは割り算も入り、小数、分数も入ってくると、何が何だかわからないという子も出てきます。上記統計調査で、不登校の中学生がどこで学習につまずいているかを調べたところ、算数は3年で国語は4年でということが非常に多かったのです。登校しぶりも含めて不登校は心の問題というように考えられていますし、確かに思春期の一部には精神疾患を疑わせるようなものもあるのですが、小学校段階では、こうした現実的な背景がかなりあると考えられています。 お子さんが通級されているとのことですが、その通級は学習面の通級であるのでしょうか、それとも発達の偏りのための通級なのでしょうか? いずれにせよ通常学級の生活が負担になっている可能性があります。 学校に行ってしまえば普通というのは、ほぼ全ての不登校に共通します。登校前には、あれこれ嫌な場面を思い浮かべて不安になり、元気がなくなっても、登校してしまえば覚悟ができるので、普通に振る舞うしかないと考えて普通にしています。 現在はどこの小学校にもスクールカウンセラーが設置されていますので、相談されるといいでしょう。
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- zabusakura
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きっと何か行きたくない理由が有るんだと思います。 問い詰めるのではなく、彼が自然に話せるように、何でも話せる環境作りを。 うちは従妹の子が不登校で、あまり人とは話さないと聞いてましたが、 うちに来ると夫が、「おばちゃんと(私)お茶していけば?」と言うと 嫌がらず、一緒に、お茶してくれて、物凄く、ゆっくりですが、色々な 話をしてくれてました。 親には言えないけど・・・というようなことや、親じゃない大人と話す機会も有るといいのかもしれないと思いました。
- nonamelane
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何か確実に行きたくない理由があるのですね。同時にお母さん温かい愛情を感じたい、もっと甘えたい。ありがちなのは勉強が遅れてきた、友達に嫌な事を言われた(そろそろライバル意識が出てくる学年)友達と成績に差が出てきた、先生に何か言われた、など。それを言いたくても言えないと思うので(症状で訴えている)、お母さんが本人から上手に聞き出すのが良いでしょう。 教室と学校の先生、どちらにも相談を。要は取り巻く環境すべてから判断するためです。小学校4年あたりから急に難しくなり学力に差が広がるので、お子さんが敏感に反応しているのかもしれません。しかし先生の意見を鵜呑みにしない、最後に判断するのはお母さんと息子さんです。 予習復習を一緒に手伝いながら息子さんと沢山話す。話しているうちに必ずヒントが得られます。例えママに言っても無駄だからと言われても心折れないように。なかなか言わなくても絶対に怒ってはいけません。優しく待って下さい。そして理由が分かった時はとにかく励ます、一緒に解決する事を約束してあげて下さい。もし虐めの場合、被害者にも非があると言う意見は絶対に言わないように、子供を傷つけます。虐めは卑怯な手段、だからどこまでも親として支えて守る姿勢を約束してあげて下さい。