- ベストアンサー
【化学】体の中は酸化させると健康に悪いということは
【化学】体の中は酸化させると健康に悪いということは体外に排出される食べ物は酸化しやすい食べ物を食べて体内の酸化物を吸着させて大便として排出すべきなのでしょうか? 例えば食用油で酸化しやすいオリーブオイルと酸化しにくいアマニ油があるとします。 酸化しやすいオリーブオイルは体に良いと言う人と酸化しにくいアマニ油も体に良いと言っていますよね。 体内の酸化を防ぐにはどちらを取るべきなのでしょう?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
むずかしいご質問ですね(笑)。 ヒトの細胞は全て呼吸しているので、酸素を消費してエネルギーを得ています。大ざっぱにいうとそれが「酸化」という現象で、「酸化=悪いこと」ということではありません。ただ、過酸化状態が細胞を傷害することは知られているので「酸化は良くない」と一般に言われるわけです。しかし、この酸化という現象は細胞単位で生ずるので、血流のあるところ、生きた細胞のあるところすべてに発生しますから、それが過度にたまらない様にするためには、排泄が良好であること、あるいは急速に酸化を進ませないようにすることが体内の酸化を抑制するということになります。緩やかな持続的運動が良いとされるのはこのためです。酸化物質(酸化窒素など)は、主に血流で運搬され腎臓や肺から排出されますので、消化管は少なくとも大きな影響は及ぼしません。一方、影響は少ないとしても消化管内の酸化しやすい物質としにくい物質を考えた場合、酸化物質の元が体内だけと考えれば吸着性の良い方が良い様に思われるかもしれませんが、酸化物質は食物同士、消化管内容物からも発生しますから、吸着しやすい物質は酸化物質をたくさんつけた状態で消化管内を進むことになり、その程度によっては却って消化管壁の酸化を亢進させる可能性があります。要は、食物に関して言えば新鮮なものを摂取するということが酸化防止に繋がると言えるかもしれませんね。
その他の回答 (1)
- kzr260v2
- ベストアンサー率48% (852/1775)
1950年代に活性酸素(フリーラジカル)による害があるという説が出ましたが、現在は否定されています。 覆る活性酸素悪玉説 M. ウェンナー=モイヤー(サイエンスライター) https://www.nikkei-science.com/201306_060.html (全文をPDFファイルで購入可能です) 抗酸化作用のあるものを取りすぎて、害がでていることが確認されています。どうかご注意ください。 無料のものがよろしければ、厚生労働省から以下のような情報が公開されています。 https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c02/02.html ざっくり言うと「酸化うんぬんで食べ物を選んでも、良い結果にはならない」です。 ※ オイル関連は、純度にばらつきがあったり、安かったり高かったり、体に害がある健康によいなどなどがありますが、私自身は、オリーブオイルもアマニ油も使っていないです。 日本国内ではオリーブオイルは別のオイルが混ざっていることが多かったり、アマニ油も「純粋なゴマ油でよいかな」という感じです。 そのゴマ油も多用はしてないです。 ※ 酸化うんぬんを唱える人や広告があったら、離れることをおすすめいたします。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
お礼
みんなありがとう