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ウクライナ危機

ロシアがウクライナに侵攻して勝利したとしたらウクライナ人はどうなるんでしょうか。全員虐殺されるんでしょうか。それとも2022年の現代に奴隷となるんでしょうか。今のロシア人程度の自由が与えられるならロシアにとっては革命やテロのリスクが増えて大変ですよね。それとも別の国のように扱われるんでしょうか。それなら侵攻前と変わらず意味がないですよね。

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  • eroero4649
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回答No.2

ロシアが、というよりプーチン大統領閣下が一番恐れていてかつ反発しているのが「ウクライナのNATO入り」です。そもそもNATOというのは「対ソ連軍事同盟」として始まりました。そのソ連が崩壊してなくなっているのに軍事同盟だけ残っているのはロシアとしては不満がありますが、そこはもうしょうがないとは思っています。 ただ、そのNATOがどんどん加盟国を増やしていることについてはロシアとしては大いに不満はあります。ポーランドやバルト三国などが入ることにはロシアもイラつきはあります。といってもポーランドやバルト三国の歴史は常にロシアから攻めてこられる歴史でしたから、対露軍事同盟にはそりゃ入りたがります。 そういう中で、ウクライナも「オラっちもNATOに入りたいなあ」と言い出しているのです。 けれどそれはロシアとしては頭に「絶対」の二文字をつけて受け入れられない話なのです。 というのも、ウクライナという国は大雑把にいうと首都キエフを含めた西側の1/3くらいの地域がウクライナ人中心の地域で、残りの東側2/3くらいの地域がウクライナ人とロシア人がそれぞれ住んでいる地域で、特にこの2/3の地域はほとんどロシア語の地域なのです。 今のゼレンスキー大統領も元々はこの2/3の地域出身で、大統領になるまでウクライナ語を話せない人だったんです。一方でウクライナ語を話すウクライナ人たちは「俺達はロシア人じゃない。ウクライナ人だ」という対抗意識があります。これは東京人と大阪人みたいなものかもしれません。 ロシアとウクライナとの間では、2014年にクリミア半島をロシアが併合するという騒動があり、それに伴ってウクライナ東部でウクライナ軍と「親ロシア派武装勢力」との間で戦闘が続いていました。「親ロシア派武装勢力」といいますが、そこの兵士を捕虜にしたらロシア軍兵士だということが判明して(みんな知ってたことですけれど)ウクライナ政府が公式に激怒したこともありました(それ以前から知ってはいたことですけどね)。で、今そのウクライナ東部からはウクライナ軍は撤退していて、そこの地域の住民にはロシアの行政が行われています。つまりそこの地域の住民がパスポートをもらいに行くと、ロシアのパスポートが発行されるのです。なのでプーチン大統領閣下はその実効支配しているウクライナ東部地域を正式に併合するのではないか、ともいわれています。 とはいえウクライナのNATO加盟騒動は今に始まったことでもなければ、ウクライナが加盟に向けて何か行動を起こしたわけでもありません。このタイミングに急にロシアが因縁をつけてきたのです。 なぜこのタイミングなのか、はプーチン大統領閣下に聞いてみないと分かりませんが、アメリカが中国(台湾)問題に大きなエネルギーをとられている(もしウクライナ問題とも関わるとアメリカはアジアとヨーロッパで二正面作戦を強いられてしまう)こと、アフガニスタン戦争の敗北でバイデン政権の外交力が大きな打撃を受けて求心力が低下していること(敵の失敗に乗じるのが政治の鉄則です)、そしてこのコロナ禍でアメリカのみならずヨーロッパ諸国も外交問題に力を入れる余裕がないことに乗じて、千載一遇のチャンスとウクライナに外交的圧力をかけているのではないかといわれてますね。

その他の回答 (1)

  • oska2
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回答No.1

>ロシアがウクライナに侵攻して勝利したとしたらウクライナ人はどうなるんでしょうか。 親ロシア派と反ロシア派での、内戦状態になるでしようね。 戦わないウクライナ人は、近隣のNATO加盟国に難民として移動します。 >それとも2022年の現代に奴隷となるんでしょうか。 ロシアは、中国・北朝鮮と異なり「民族・出生成分で差別」しません。 ※生まれた地域・両親の身分など。 全て、ロシア語を話す同胞として扱います。 もちろん、反ロシア派に対しては徹底的に攻撃しますがね。 そもそも、旧ソ連は「ウクライナが誕生地」です。 ※キエフ王国が崩壊して社会主義国が誕生し勢力を拡大。 ※モスクワに飛び火して、ロシア帝国が崩壊・旧ソ連建国。 旧KGB将校だったプーチンにとっては、キエフ(ウクライナの首都)は祖国扱いなのです。

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