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源泉徴収と特別徴収の違いとは?
- 源泉徴収と特別徴収の違いについて調べてみました。
- 特別徴収は税額が確定する前に収めるか、確定してから収めるかの違いがあります。
- 特別徴収という言葉が国税には登場しない理由についても考えてみました。
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追記。 源泉徴収は、給与・報酬・利子・配当・使用料等の支払者が、それらを支払う際に所得税や法人税等の税金を差し引き、それを国や地方に納付する制度で、特別徴収と似ていますが、異なる用語です。「給与・報酬などの支払者、つまり、支払われるお金の源泉から徴収する」ので「源泉徴収」です。 特別徴収は、地方税や社会保険料の予想税額を毎月の給与から天引きして前納し、年末に実際の税額と調整する年末調整を事業者が行って、事業者が課税対象者の代わりに地方に納税するものです。「本人に代わって事業者から特別に徴収する」ので「特別徴収」です。 普通徴収は、年末調整を受けない人や、副業で副収入がある人、個人事業者などが、確定申告をした上で、課税対象者本人が納付するものです。「本人から普通に徴収する」ので「普通徴収」です。 なので、年末に年末調整を受ける前に退職した者や、副業や副収入のある者は、事業者から「源泉徴収票」を受け取り、それを使って確定申告の際に「先にこれだけ源泉徴収されてます」と申告書に源泉徴収票を添付し、納税額から源泉徴収分を引いて実際の納税額を計算し、不足なら不足分を課税対象者本人が納税したり、過剰なら過剰分の還付を受けたりします。 似たような仕組みや制度で、似たような用語ですが、制度や仕組みがちょっとづつ異なるので、区別して使われます。
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- munorabu
- ベストアンサー率55% (627/1120)
》何か理由があるのでしょうか。理由が無いなら無いでもいいんですが、理由があるのかないのかすら分からない状況です。 それは源泉徴収制度において法律の主体が本来の納税義務者ではなく、納税義務者から源泉所得税を徴収する「徴収義務者」にあるからです。 特別徴収や普通徴収は納税義務者に対するものて、徴収義務者の義務は所得税法上「源泉徴収義務」として規定されています。
お礼
回答ありがとうございます。税額が確定する前か後かということですね。
- chie65536(@chie65535)
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>なのに、特別徴収という言葉が国税には登場しません。 特別徴収は「地方税と社会保険料に関する徴収方法」であり、国税には特別徴収という制度がありません。 地方税:地方自治体に納める税 国税:国に納める税
お礼
早速の回答をありがとうございます。
お礼
いつも回答くださり、ありがとうございます。細かく区別していただき、分かりやすいです。