• 締切済み

他国についてのキザな言い方?

「おフランス」という言い方がありますが、大昔トニー谷さんが言い出したキザなつもりの言葉だったと思いますが、 この主旨で他の国で言っている言葉って何かありますか? 「おアメリカ」とか「おイタリア」とは聞きませんよね?

みんなの回答

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1498/3648)
回答No.7

回答者は、「おフランス」と聞くと、トニー谷とイヤミ(おそ松くん)をセットで思い出す世代ですが、確かにほかの国には「お」を付けることはほとんどありませんね。これには明治以降の日本人のフランスという国に対する特別な思いが込められているのだと思います。 今から120年近く昔の明治35年に発行された、(旧制)中学校用の世界地理の教科書には以下の記述があります。(以下「改訂 外国新地理」三省堂書店から引用・現代の表記にしています)ちなみにこの時代に世界第一の大都会はロンドン、二位はニューヨークです。 セイヌ流域に国都パリ―あり。セイヌ河の両岸に跨る。世界第三の大都会にして、美術・文芸・科学の中心地とす。また商業上・政治上の大枢区たり。士民美を競い華を追い、常に流行社会の先導たり。 興味深いことに、このページには教科書の持ち主の細かなペン字の書き込みがあり、「世界第三ノ都ナレドモ、リッパト云フ点ニ於テハ第一ナリ。ロンドント比較スレバ京ト田舎ノ差アリ」などと書かれていました。明治三十年代の中学校で授業中に先生が話した内容かもしれません。ここまで高く持ち上げられれば、誰が最初に言い出したのかは知りませんが「おフランス」と言いたくなる気分もわからなくもありません。フランスへのあこがれと言えば萩原朔太郎の詩「旅上」も思い出されます。 ふらんすに行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し せめては新しき背廣をきて きままなる旅にいでてみん。 …

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.6

「おフランス(名詞)フランスを気取って言うことば。いわゆる上流の奥様が使用した。「おフランスの香り」」(米川明彦「日本俗語大辞典」東京堂出版) いわゆるオートクチュール(パリの高級仕立服)であり、また香水やネックレス・バッグなどの装飾品を含めた全てが「おフランスの香り」なのでしょう。 例)「このモンペみたいな普段着ですけど、ジバンシーとか言いますのよ。おフランスの。」 なお、ロシアを「オロシャ」と呼ぶのは金田一京助「国語音韻論」によれば「露西亜のR音が強いものだからオロシャと真似て、入らざるオが語頭についた。」とあります。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34518)
回答No.5

>「おフランス」という言い方がありますが、大昔トニー谷さんが言い出したキザなつもりの言葉だったと思いますが、 これ、どうなんでしょうね。 「おフランス~ザーマス」という口調は、マンガ「おそ松くん」に出てきたイヤミというキャラクターの口癖です。おそ松くんが連載されたのが1962年からですね。 で、イヤミがフランスかぶれ(でも一度もフランスに行ったことがない)なのは、赤塚不二夫先生の知人でやたらとフランスかぶれなやつがいて、そいつがいかにフランスが優れていてそれに比べると日本がいかにダメかというのをいつも嫌味ったらしく話すので、それをモデルにしたと赤塚先生がインタビューで答えたのは昔なにかで読みました。 そしてイヤミったらしいキャラクターの造形は当時人気のコメディアンだったトニー谷さんをモデルにしたそうです。これも有名な話ですね。 ただトニー谷さんは英語をもじった「トニングリッシュ(今でいうルー語)」で人気でしたし、Wikipediaでもフランスの何かの影響を受けていたという話はどこにもないので、「おフランス」の言い方を広めたのは赤塚不二夫さんの描くイヤミだったのではなかったかなと思います。 そして「おアメリカ」とも「おイタリア」ともいわないのは、イヤミはフランスだけをリスペクトしているキャラクターだったからなのではないでしょうか。シェー。

  • mt_mh
  • ベストアンサー率24% (281/1149)
回答No.4

「オロシャ 」 ロシアの旧称。江戸末期に用いられた。 https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%A3/ 江戸末期の人は、キザな言い方をしていたんですね ^ ^;

回答No.3

フランス以外で聞いたことが無い。フランスが気取っているのと、 フランスの最初の1文字には母音が無いか母音が小さいフなので、その前におを付けやすいのだと私は思う。

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1465/3824)
回答No.2

「おフランス」は 日本語で言った場合、「お」を付けても ゴロが良いからだと思います。 「おアメリカ」とか「おイタリア」は言いにくいし、音の響きが悪いですよね。 他の国で 「お」を付けたものは記憶にないですね。 そのせいで 「おフランス」 は良くきざな人の言い方としてよく使われるようです。(明治維新直前のパリ万博以降、フランスは最高のものの象徴的な意味合いもあったかも) 「おフランス」の使い始めは長谷川町子さんの 「サザエさん」 だったとか。 ドラえもんの スネ夫 やおそ松くんでも出てくるようです。 蛇足: 多少の抵抗はあるが、「お」を付けてもおかしくなくなったものとしては、 お酒、おビール、お紅茶、などなど。。。 やっぱりおかしいのは おワイン、 おコーヒー、お焼酎、等々。。。 やっぱり、日本語とのごろに合っているかどうかの違いと思います。

  • KoalaGold
  • ベストアンサー率20% (2539/12475)
回答No.1

グレートブリテンはよくそれでいじられています。どこがグレートなんだよって。それで「リトルブリテン」と言うコメディショーがあります。 大日本帝国が敗戦後も同じ国名を使っていないのはそこですね。教育システムも軍隊もイギリスのマネでしたから、グレートブリテンになりたかったんでしょう。

関連するQ&A