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気候変動と異常気象と地球温暖化
気候変動と異常気象と地球温暖化の違いを教えてください。
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- fujic-1990
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回答No.1
「気候変動」とは、「気候変化」とも言い、気候の規則的または不規則な「周期的変化」のこと。温暖化・寒冷化・乾燥化のように一定の方向を指向したものを気候変化と使い分ける場合もある(マイペディア)。 「異状気象」とは、日々年々変動する気象要素の30年間の平均値を求め、この値を「平年の気候」と定義する。この値から著しく変化した天候が異常気象です。(ブリタニカ国際大百科事典) 「地球温暖化」とは、化石燃料の消費で生じる二酸化炭素などの温室効果によって、地球全体の平均気温が上昇する現象のこと。(広辞苑) つまり、『気候変動は太陽エネルギーが源の現象』(気象・天気図のすべてがわかる本)で人智の及ぶ所ではなく、地球温暖化は人間の行為の結果地球の気温が上がる現象。 異常気象は原因がなんであれ、つまり気候変動の結果なのか地球温暖化の結果なのかは問わず、とにかく「平年の気候」から著しく逸脱している気象現象のこと、です。 くどいですが、寒くても暑くても、雨が多くても少なくても、「平年の気候」から著しく逸脱していれば異常気象です。 余談ですが、地球物理学者?の一部の主張では、「気候変動」上、いま地球は寒冷化に向かっているはず、なんだそうです。