補足します。
醸造や食品製造に使われる酵母はサッカロミセス・セレビジエですが、単にイーストと言われていますね。糖分をアルコールと炭酸ガスに分解して生活(増殖)するという点では、パン酵母もビール酵母も、ワイン酵母も清酒酵母も変わりありません。
パン酵母でビールを造ることもできれば、清酒酵母でパンを造ることもできるわけです。
ビール酵母とは、その中からビール造りに最適とされる種類の酵母、パン酵母とはその中からパン酵母造りに最適とされる種類の酵母であるということだけです。
もともとは自然界にいたものですが、より良い株を人間が選別してきたものなので、厳密に言うとおっしゃるようなビール酵母、パン酵母があらゆるところに浮遊している事はないと思います。
しかしビール酵母、パン酵母が属するサッカロミセス属は数百種類に分類されていますので、自然界のあらゆるところに存在していると思われますよ。
昔花びらから分離した酵母でお酒を造っている人がTVで紹介されていましたけど、酵母によってお酒の出来方が全然違うんですよね。様々な発酵能力・特徴を持った酵母が自然界にいるんですね。そんな酵母探しも楽しいですね。
お礼
具体的でわかりやすいアドバイスありがとうございました。