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都心のシニア向けマンションの顧客層は?
都心のシニア向けマンションに人気が集まっている記事を読みました。地方から都心に移り住んだ人たちの親が郊外で不便に暮らす事を解消するのが狙いでしょうか?仮にそうであれば悪い言い方になりますが不便な土地を捨てて都心に住みながら離れて住む親も心配であるから近くに住んでもらおう、という自己都合を優先した考えでないでしょうか。お年寄りに都会の殺伐としたスピードは負担が多い気がしますし、犯罪のターゲットにはならないかと思います。便利で効率優先、自己中心的な社会を良しとしているいかにも現代らしいマンションブームの気がしています。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
福祉の進んでいる北欧では、以前から、 高齢者は都心に住んでいるそうです。 都心というか、地方都市でも、 中心部の駅から徒歩数分の、静かな裏通りに面したマンションなど、高齢者の方に人気です。 高齢者がある程度自立して生きていくには、 エレベーターを降りたらお店があり、 病院はいくつも徒歩圏内にある。 また、郊外に住んでいる子供たちが 買い物ついでにしょっちゅう寄れる。 そんなところがいいと思います。 不便な田舎に年寄りを追いやるより、 移動のおっくうな高齢者こそ、便利な都心でくらすのは、メリットがあると思うのですけど。 (今まで、不便なはずれにばかり高齢者施設があったような…) 実際のところは、都心のマンションを買える客層が 年寄りに多いから…かもしれないですが。 一人暮らしで不便なところに住む母も、 都心のマンションに行こうかなどと話しています。 また、85歳になる叔母は、ずっと新宿のど真ん中で暮らしています。でも老人ホームに行くという意思はないようです。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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