• ベストアンサー

消費者金融の利息について。

最近テレビCM等でもアイドルを起用して 明るいイメージを打ち出している消費者金融ですが、 金利の部分でよく分からない部分がありましたので質問させていただきます。 例、「プロミス」 融資額 1万円~50万円まで 金利適用方式 単一金利 貸付利率 25.55%(実質年率) 遅延利息 29.20%(年率) …とあるのですが、 利息制限法上、元本10万未満の利息の上限は20%であり、 その遅延利息の利率の上限は29、2%です。 そして10万以上100万未満であれば 利率の上限は18%であり、遅延利息の利率の上限も26、28%です。 一律29、2%というところに疑問がありますし。 貸付利率25、55%というのもどういう範囲内で打ち出した数字なのか良く分かりません。 他の消費者金融も同様の高金利で金を貸しています。 利息制限法は金銭消費貸借のみに適用されるので、 他の債権として金を貸しているという事なのでしょうか? どういうカラクリなのか、ご存知の方がいらっしゃいましたら、 解答の程、宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.6

29.2%の金利が特に高いとは思えません。 無担保&無保証となれば高金利はやむを得ないでしょう。 法律規制強化による貸出金利の低下or調達金利の上昇となれば、貸し出し基準を厳しくするでしょう。 利用者は借りにくくなります。 これでサラ金問題が解決or改善すると考える楽観主義者が多く見られるようですが(特に「市民派」を自称する政治家あたり)、サラ金問題を論じるにあたり、ヤミ金問題と連動させなければなりません。 つまり合法のサラ金で借りられなくなった人は、違法&超高金利のヤミ金で借りようとするのです。つまり、合法サラ金への規制を強化すれば、違法ヤミ金が儲かるのです。 あるいは貸し出し金利が法律で低くなった場合、合法サラ金が生き残りのため、違法ヤミ金に商売替えをはかることも考えられます。金貸しという商売は紀元前からあり、売春と同じく、どれほど規制を厳しくしようと廃れることはありえません。 29.2%という金利はこうした微妙なバランスの上に成り立っているのです。 ヤミ金の規制強化には大賛成ですが、サラ金への規制強化は本末転倒となりかねず、反対です。 No.4の方は銀行ローンに流れるとおっしゃってますが、銀行には消費者金融のノウハウがなく、大手サラ金には絶対勝てません。金利が安ければ勝てるというモノではないのです。ノウハウとは、貸し出し&回収のノウハウです。この2つが上手くいかなければ、いずれ金利を上げざるおえなくなります。それよりサラ金が銀行業をはじめて、中小銀行を買収する可能性の方が高いでしょう。

WIDE-LENS
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かにそうですね。 ただ、最近の日本の実状を見ますと どうもモラルの低下が著しい気がしまして、 残念な気持ちでいっぱいです。 消費者金融が儲かると言う事は そこから借りる人間がいるという事ですし、 それを必要としている人間も数多くいるという事ですよね…。 銀行から借りられないから消費者金融に走るわけであり、 当然、銀行より高金利でもどんどん金を借りてくれるのですから、 そちらに流れていくのも仕方がないのでしょうか…。

その他の回答 (5)

noname#11476
noname#11476
回答No.5

>どうしても消費者金融の「あくどさ」が目について仕方ありません。 私はそうは思いません。大体何故みんな律儀に返済するのでしょうね。 そちらの方が不思議です。ちなみにローンを組むことでは有名なお国柄のアメリカでは消費者金融そのものが存在しませんよ。理由は簡単で借りたらみな返さずに逃げるから、貸し倒れが非常に多くて商売として成立しないのです。少々金利を上げたくらいではだめなわけです。 見方を変えると利息制限法内での商売という規制はかまいませんが、そうすると無担保のこのようなローンはかなりの人が借りれなくなるでしょうね。そしてこの産業自体がなくなるわけです。 結局のところ「任意」で沢山返してくれるから成立している商売なので、成立させているのは借りている人たちということでしょう。ただ今後もずっとこの状態が続くかというと疑問ですけどね。 現在は調達金利が低いからよいのですが、経済回復にしたがって調達金利が高くなってくると審査もどんどん厳しくなります。審査が厳しいということは、現在の借り手の主役であるお金のない低所得者は借りることが出来なくなるということです。 中・高所得者というのはそもそも緊急時もまかなえる貯蓄を持っているものですから、お世話になることもありませんよね。そうするとごく一部の人しか借りない状況になるだけのことです。 これには日本の破産法がまだアメリカよりも厳しいということも関係しているかもしれません。まだ具体的な動きはないのですが、法律で改善させようということであれば、金融業者の法律を厳しくするよりも、破産法の見直しを進めた方がよいと個人的には思っています。 (アメリカでの破産法では日本のように破産すると全財産がなくなって無一文からスタートという極端なことがないようになっています。つまり債務者は破産しやすいのです。)

WIDE-LENS
質問者

お礼

おっしゃる事はよくわかります。 ただ、消費者金融が元で自殺に追い込まれた方の 残された家族に対してとてもそのようには言えません…。 実際、私の周りにそのような方がいまして、 かける言葉もなかったというのが実状です。 >大体何故みんな律儀に返済するのでしょうね。 それがわからないから、皆困ってるのではないでしょうか。

  • ootora-A
  • ベストアンサー率28% (39/135)
回答No.4

本当に、消費者金融はなんとかしたいものですね。 銀行系のカードローンは、さすがに利息制限法上限に金利設定をしているようです。 敷居が高いこと、利便性がわるいことから、なかなか銀行系カードローンではなく消費者金融に流れているようですが、消費者がかしこくなって銀行系ローンに多く流れるようになると、消費者金融も金利をまともに設定せざるをえなくなるのでしょうね。

WIDE-LENS
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 そうなってくれれば良いのですが、 現在の日本の状況はもっと深刻なもののようですね(苦笑)。 消費者金融が無ければ困る人もいますが、 消費者金融が社会問題を誘発しているのも事実であり、 それを排除しようとするとまた別の問題が起きる。 難しい問題です。

noname#11476
noname#11476
回答No.3

利息制限法ではご質問の通り制限されているから、その契約で利息制限法を越える利息部分については法律上は無効です。ただし第一条第2項にあるように、「任意」に支払うのは問題ありません。 制限についても罰則があるわけでもないので、消費者金融では法定利息までは当然返済を求め、それ以上の部分については「任意」で支払ってもらいたいということを公言しているわけです。 故にご質問にあるように利息制限法の上限以上の金利で貸し出されています。 利息制限法も民法も当事者間で合意の上でそれを越える金利の支払をすることまでは禁止していないということです。ただ法的な請求権は法律の範囲内に限られるということです。(ただしこれも任意支払を受けたという主張をすることがあり、認められた判例もあることから簡単ではありません) 一方出資法第5条第2項では、29.2%を越える利息を受領する、要求する、あるいは契約を締結する行為自体を犯罪として処罰するようにしています。 このためこれを越えることは即犯罪行為となりますので、みなさんが最高限度額である29.2%を延滞金金利の上限としているわけです。

WIDE-LENS
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 結局、法律の事が良く分からない一般の消費者は そういった事もわからずに金を借りる事になるハメになってしまうんですね。 まぁ、消費者金融に走ってしまうのであれば自業自得と言われても仕方がないですが。 銀行からの貸し付けは利息制限法の範囲内で行われている為、 どうしても消費者金融の「あくどさ」が目について仕方ありません。 貸金業法第43条にもあるように、 貸主が貸金業者で且つ、貸付内容を示す書面及び 受領証書の交付義務を履行している場合、 利息制限法の上限を超える利息支払は有効となる、 といったように、 どうも消費者金融側に有利な法ばかり があるような気がしてならないのです。 私は司法書士を目指している為、 このような問題にも積極的に取り組んで行きたいと 思っておる次第であります。

  • ootora-A
  • ベストアンサー率28% (39/135)
回答No.2

利息制限法は罰則規定が無いため無視し、罰則規定のある出資法の上限に従っているからのようです。 政府・国会も、つまらないパフォーマンスをやるのではなく、きちんと法律を守るように法整備を進めるべきですね。 下記WEBを参照ください。

参考URL:
http://www.bu-assist.co.jp/yusi/risokuseigenho.htm
WIDE-LENS
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 罰則規定をギリギリのラインで逃れているあたり、 消費者金融が「まっとう」な会社とは思えないんです。 法の整備が難しく、時間がかかるのもわかりますが、 弱者が守られない現行法については憤りを感じます。 そして、そのような法外な金利を取っているにもかかわらず、 何食わぬ顔で商売をしている神経を疑ってしまいます。 「商売だから」と言われればそれまでですが、 どうにかならないものなんでしょうか。 参考URL拝見いたしました。 これもまた氷山の一角で、いろんな事件があるのでしょう。 一般の消費者も、少しでも法律を勉強しなければなりませんが、 自分で法律の勉強をなさる方が消費者金融から金を借りたりしませんよね…。 難しい問題です。

回答No.1

消費者金融の利息は利息制限法上はみんな違法だったと思います。 罰則がないので好き勝手にやってるという感じでしょうか。 法治国家の名が泣きますよね。

WIDE-LENS
質問者

お礼

解答ありがとうございます。 どうも「法の網の目」をくぐってるような 微妙な設定の仕方に、消費者金融の「影」の部分が見えるような気がするんです。 司法機関がちゃんとしようとしても 立法機関がしっかりしてなければどうにもならない んでしょうか…。 確かに法治国家の名が泣きますね。 銀行と消費者金融が手を結ぶこの時代。 金が全てではないとは分かっていても、 結局金の力は絶大である事を認めざるを得ない実体を 改めて痛感しております。

関連するQ&A