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はやぶさ2の帰還について
はやぶさ2が、リュウグウから試料を採取して帰還します。 この試料を日本でなく、何故オーストラリアに投下するのでしょうか? 燃料の問題でしょうか 理由をご教授下さいますよう、御願い申し上げます。
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単純明快「日本には投下できる場所がない」からです。 スペースシャトル等と違いはやぶさ2には着陸場所を自分でコントロールできる機能(=大気圏内を飛行する機能)は搭載されていません。 大気圏突入の際に「えいやっ」で姿勢制御をして大気園突入した後は落ちるに任せるだけになります。 もちろんきちんとした軌道計算をして大気圏に突入させますが、どうしてもある程度の誤差が出てしまいます。 そうなったときに「着地地点に多少の誤差が出たとしても周囲に影響を及ぼさず、しかも発見が容易な平地」という条件から考えるとオーストラリアの砂漠が一番適当なのです。 日本にはこれだけ広大な土地(しかも私有地ではない国有地)は存在しません。 北海道等の原野に落とす、という手もありますが、そういうところは大体山林だったりするので回収作業が大変になります。 周りに障害物がなく見渡せる砂漠が一番条件に適しているため、オーストラリアの砂漠に落とす、という選択になっています。 もちろんある程度の広さが確保でき、相手国の了承が取れるのであれば、オーストラリアでなくてもかまいません。 アメリカでもアフリカでもOKです。 以上、ご参考まで。
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- 中京区 桑原町(@a4330)
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回答No.1
民家、構造物がない広大な平地があるから 帰還予定の場所は軍の試験場で12.7万平方キロ(本州の半分程度の面積)の砂漠地帯です。 日本にはこんな広大な場所は海しかありません。
質問者
お礼
丁寧且つ詳細な御回答ありがとうございます。
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