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はやぶさ地球帰還の感動的な偉業と価値
- はやぶさの地球帰還は感動的な偉業と言える
- 採取したイトカワの砂に関しては不明
- はやぶさの技術やノウハウは外貨収入になる可能性がある
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質問者が選んだベストアンサー
イオンエンジンについてです。 NECでは、3年間で20億円の受注を見込んでいる。 http://journal.mycom.co.jp/news/2009/08/03/018/index.html 米国市場でノウハウがあるAerojetが機器仕様を提供する。 性能の向上やインターフェイスの汎用化をNECが行ない、 日本市場・米国市場でのマーケティングはそれぞれが担当する。 2010年1月より米国市場で提案活動を開始、 2011年よりイオンエンジンを販売する予定。 http://robot.watch.impress.co.jp/docs/news/20090804_306907.html NHKは、生放送で観たかったですが、夜1時のニュースの 花火のような映像がとても美しかったので許します。 今後、放送されるであろう特集番組が楽しみです。
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- apple-man
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はやぶさの成功は日本にとっては大成果ですが、国際的にはあまり意味がありません。 電気推進という方法は、1950年代から実験室レベルの研究が行なわれ始め、 人工衛星が打ち上げられはじめた1960年代から、衛星の姿勢制御用エンジンと して使われはじめました。日本でも1980年代から使われています。 しかし、これをメインエンジンとして、長距離探査に使われたことがなかったので、 はやぶさの計画が公表されたときは画期的でした。 ところが、はやぶさの計画が明らかになってから、アメリカがそんなこと やろうと思えばいつでも簡単にできるとばかりに、後追いで同じような 小惑星探査計画を発表し、先に実行してしまったんです。(12年前です) 嫌味なやつらです。 ディープ・スペース1号 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B91%E5%8F%B7 イオンエンジンで、小惑星に(着陸こそしませんでしたが、) 接近し、余裕があったので、当初予定になかった 彗星への接近もやってのけました。 イオンエンジンによる高精度な自動航行、スイングバイ、小惑星探査、 さらなる長距離飛行・・・ はやぶさの性能をはるかに上回ります。 自動制御の精度が悪かったので、はやぶさは イトカワへの着陸に失敗したわけで、 激突の影響もあったのでしょうが、 エンジンは停止するし・・・ はやぶさ2号の計画なんてとんでもありません。 仕分けされて当然です。 それより、はやぶさの成功にはもう1つ意味があります。 遠距離にロケットを打ち上げ(これにはエンジンの性能、出力が要求されます)、 それが無事、大気圏に再突入し、地球に帰還したことです。 ロケット打ち上げ、遠距離飛行、再突入はこれまでばらばらに 成功してましたが、全部いっぺんに成功したのは初めてです。 地球への帰還は今回初めてです。 あと、国際宇宙ステーションの希望モジュールで、 生命維持装置の実績がありますよね。 つまり、これで人間を宇宙に打ち上げて、 宇宙航行し、安全に地球に帰還できる 技術が全て日本にあることになります!
お礼
少し熱を冷ます様なご回答有り難うございます。 地球への帰還まで成功したのは初めてと言う事 だけでも凄いと思います。 それだけでも「ザマー見ろアメリカ」と言って も良いのではないでしょうか? 最後の文面だけでも誇らしく思います。 ただ日本はそのあたりのセールステクニックが 下手で貴重なノウハウが金を生み出さないので はないかと心配します。 有り難うございました。
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
NECなどの協力会社があります。その方達の手記か記事かで売り込めると書いてあったかな。国としてよりメーカーとしての信頼度も上がります。 現在イカロスのソーラーセイルの技術とともに誇れる技術でしょう。 NHKの放送に関してはW杯の放送権料を払っている関係上中断とかは無理な話ですから。もししたとしたら今度はサッカーファンから抗議が殺到。支払っているのに放送しないからと無駄遣いと言われます。 まぁ、NHKはラジオなどでも帰還の話は何度もされていますので良心的かもしれません。放送の枠の中で必死に伝えようとしていましたから。プレスセンターにスタッフ派遣してましたから。そして、特集の準備されていることでしょう。クローズアップ現代で放送しはやぶさのツィッターにもつぶやいて再放送のお知らせもされていました。本当は中継したかっただろうなと。私はそう思います。 資産価値より技術的、学問的な価値は値段をつけられない程でしょうね。他国も同様のシステム又はさらに発展させた技術を作り上げ探査計画は進んでいけばと思って居ます。
お礼
なるほど参加企業のブランドイメージが上がると言う事もありますね。 メーカーはひっそり稼ぐのでしょうか。 NHKにはそれなりの事情があったと言う訳ですね。 でもこれは国家的な偉業です。はやぶさがばらばらに飛散し、その中 で一個のカプセルが必死になって地上を目指す姿には涙が出そうにな りました。 それなのに他国のゲームを流しているNHKに腹を立てたのです。 一時的なので今は収まっていますけど。 ほくそ笑んでいるメーカーの素顔を紹介頂き有り難う御座いました。
- pri_tama
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取り合えず、はやぶさが実証したイオンエンジンを使えば、衛星の寿命を飛躍的に延ばせます。 (衛星の寿命を決めるのは、軌道修正をする為の燃料の搭載量と燃料消費量。イオンエンジンはこの点で極めて優れている。しかも「はやぶさ」は故障時対応まで色々確立している。) 気象衛星のひまわりや陸域観測技術衛星のだいち等のような大型の衛星は、単体だけで数十億かかりますし、打ち上げ費用も含めれば200億円もかかります。 これらの衛星の寿命(現在では数年で寿命が来る)を飛躍的に延ばせれば、打ち上げ回数を減らす事が出来ますから、4回打ち上げなければならない所を3回に減らせれば、それだけで200億円の経費削減になります。 (ひまわりは、日本が経済破綻しない限り今後も永遠に打ち上げ続けるでしょうから、その費用削減効果は、数百億では収まらないでしょう。) また、ごく少量の燃料で長時間航行できるイオンエンジンであれば、衛星を小型化できますから、H2Aの様な打ち上げ費用が100億円以上かかるロケットでなくとも、小型のロケットで安価(JAXAが今開発中の新型個体ロケットだと30億円)に打ち上げが出来る様になります。 はやぶさの130億円は簡単に回収するぐらいの価値は有るとは思います。 ただ、海外に売るとなると、その時の政権次第でしょう。 (某政権担当政党がC国やK国に、ただ[0円]で献上しそうで心配してます。)
お礼
最後の部分がやはり心配する所です。 日本政府は画期的な技術をプロモートする事がヘタクソで弱気ですから。 これからの衛星事業にも経済効果がありそうですね。詳しいデータを有り 難うございました。 この成功はサッカーより感動を覚えました。
お礼
NECは買いですか? パソコンしか作っていない会社だと思っていました。 20億規模の売り上げが見込めるとは凄いです。 日本政府はどうも先端技術のプロモートには不器用で 損していると思っています。うまくやって欲しいですね。 NHKに色々な事情があったにせよサッカーを中断しても ライブ映像を見せて欲しかったと思います。 WEBで見て感動しました。 又宜しくお願いします。