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ふと思ったんですけど、中学高校の英語ってどこの「言
ふと思ったんですけど、中学高校の英語ってどこの「言葉」を基準にして作られてるんですか? 日本だと東京(の山の手言葉とかだとおもう)けど、ニューヨーク・マンハッタンと、カンザスシティでもビミョーに発音が違ったり、また、ワシントンでも違うとか。スパニッシュやメヒコとか地方や他国からの移民とのごちゃ混ぜ発音とかもあるかもしれないけど、「標準」となる言葉ってどこなんだろうと思って。
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採用する教科書によって方針が違うみたいです。ニューホライズンは全編を通じてアメリカ英語を採用しているとはっきり言っています。三省堂のニュークラウンは、アメリカ英語にもイギリス英語にも偏らず、どちらにも通じる、学習しやすい方を選んでいると言っています。 ただ、リスニング教材はイギリス英語にせよアメリカ英語にせよ、現地では使わないくらいゆっくりとはっきりと発音しているので、違いがあるとしたら単語の表記(color vs. colour)とか、Mr, Mrsの後にカンマをつけるかつけないか、後はelevator vs. lift の様な同じ物でも使う単語の違いが考慮されるくらいかなと思います。 TOEICのリスニングで使っている発音も各地域の人たちを満遍なくいれて、なるべくわかりやすくはっきり発音させているそうです。 英語は非英語圏の人たちも国際標準語として使うので、そう言うのをインターナショナル・イングリッシュとすることがありますが、はっきりした標準があるわけでもどこでも通用する発音があるわけでも無く、お互い気を使って話せば通じるくらいの感じかと思います。色々な地域の特徴の共通項を集めて、英語の国際標準的な発音を研究・提案する動きもある様ですが、全く普及していません。 ちなみにイギリス英語もアメリカ英語も公式な標準化団体は無いようで、イギリスの場合BBCの様な放送協会やクイーンズイングリッシュを研究、編纂する様なアカデミックな団体の物を参照している程度な様です。日本語も文部省の指針やNHKなどの内部の決まりなどしかなく、ちゃんと標準化組織があるのは、主だった言語では国際的なフランス語を管理するフランスの組織と中国語くらいの様です。
お礼
ありがとうございます。