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アンプの基板の修理 抵抗器焼損
- アンプの基板の修理について、抵抗器の焼損が発生しています。焼損箇所はヒートシンクの真下に位置する560オームの抵抗器です。右横と下の部分は新品に交換済みで、部分的に再使用しています。入手時から焦げており、新品に交換後も1か月で同様の状況になりました。焼損によるノイズ(120・240Hz)も発生しています。
- 電源基板の次はPNONO・セレクター基板に接続されており、PNONO入力にはブーンというノイズが出ますが、PNONO以外の入力はノイズレスで良好な音が再生されます。
- 何が原因で抵抗が焼けるのか、それによってノイズが発生しているのかを解明したいです。
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>過電力 ということは電気が流れ過ぎているということでしょうか。 おそらく、そのような状況と思います。 前の回答では、第一段階として、出力電圧を測定することをお勧めしました。 出力電圧に異常があれば、定電圧回路又は負荷に異常があると考えられます。 回路図をみると、過電流に対する保護回路は備わっていないようです。 少々面倒ですが、第二段階として、出力電流を測定することをお勧めします。 なぜ面倒かというと、電流を測定するには、接続されている回路を開放して、電流計を挿入する必要があるからです。 電源回路からの出力電流が正常範囲なのか、異常なのかは、サービスマニュアルなどを参照しないと確定することは困難ですが、抵抗器が焼損するということから推測すれば、回路のどこかが故障していると考えることが良さそうに思います。 故障診断の難しい要因の一つが、パワーアンプの動作をA級とB級の切り替え機能があることに起因している可能性があります。第三段階として、A級とB級の切り替えに問題がないか確認することも必要と思います。 もちろん、PHONO回路に問題が生じている可能性もありますが、プリアンプ回路の動作不良で、電源回路の抵抗器が焼損することに直結するとは考えにくいので、多面的に故障原因を考えることが必要と思います。アース回路の接触不良などによって、整流回路に流れる振幅の大きな脈流がプリアンプ回路に流れ込むことがあれば、ハム(ブーンというノイズ)が生じる可能性は、十分に考えられます。
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- ohkawa3
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回答(1)再再再出 回路図を見つけました。 解像度が不足しているので、記入されている文字を読むことはできませんが、回路の接続は読み取れると思います。 回路構成としては、+/-電源が2系統あって、4個の独立したダイオードの整流回路があって、放熱器のついているトランジスタから出力しているのが、パワーアンプの最終段以外に供給する系統。 1個のブリッジダイオードの整流回路があって、ダーリントン接続のトランジスタから出力しているのが、プリアンプ部に供給する系統ですね。 ここまで判れば、現物と照らし合わせて動作を確認していけば、故障した部品を見つけるのは、さほど困難ではないと思います。 560Ωの抵抗器が焼損するのは、抵抗器の故障ではなく、抵抗器が過電力状態となる他の原因がありますから、根気よく探してみてください。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 返答遅れまして申し訳ありません。 詳細な解説をいただきありがとうございます。 回路図、ありがとうございます。 過電力 ということは電気が流れ過ぎているということでしょうか。 以前、別のアンプで、トーンアンプ回路のTrがノイズを出し、その影響からプロテクトリレーがチャタリングみたいに暴れだし、数秒で白煙があがり片方のアンプが雪崩の如く壊れて難儀したことがあります。 こんな感じで、何かしらTrが壊れ掛かってノイズが出ていて過電流になって ということもあり得ますでしょうか?
- lumiheart
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前出の先生方が誰も突っ込まないんですが >電源基板の次はPNONO・セレクター基板に繋がりますが、 PNONOでなくてPHONOだよね? https://www.denon.jp/ja-jp/blog/4559/index.html https://www.marutsu.co.jp/contents/shop/marutsu/mame/174.html http://www.op316.com/tubes/vinyl/lp-basic2.htm 「PHONOイコライザの第一の機能は、数mVくらいの小さな信号を100倍くらい増幅してラインレベルと同じくらいにすることです。」 で、問題はPHONO端子には何が接続されてますか? それとも本当にPNONO端子であってるの?
補足
失礼いたしました、PHONOです。 PHONO端子にはレコードプレイヤーがつながっています。 PHONO2の端子はキャップがしてあります。 調子が良い時はノイズレスで再生できますが、時々、ブーンというノイズが出るので、基板を見てみたらこうなっていたのです。。
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1509/2540)
回答(1)再再出 ご提示の基板は、プリアンプに+/-の安定化した電源を供給する電源回路と、スピーカーのプロテクションのリレー回路が搭載されているようですね。 故障診断としては、電源の出力電圧が+/-が揃っているかを当たるのが入口でしょう。 次の段階としては、たぶん電圧調整のVRがありますから、少しだけ廻してみて、電圧調整ができるか確かめることも有効でしょう。 全てのはんだ付け部分に順次はんだ鏝を当てて、はんだ付をやりなおすだけで、部品交換なしで「直る」こともあります。 自力で回路を調べて回路図を描き上げた上で、電気的に故障個所を追い詰めることができることが望ましいと思いますが、 回路が分からなくても、ダイオード、トランジスタetcを順次交換していくことでも、故障部品に到達できる可能性はあります。 無線と実験 1977年(昭和52年) 3月号 第64巻 第 3号に回路図が掲載されているようです。 http://www.venetor-sound.com/denpa/musen/%E7%84%A1%E7%B7%9A%E3%81%A8%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%80%801977%E5%B9%B4%EF%BC%88%E6%98%AD%E5%92%8C52%E5%B9%B4%EF%BC%89%E3%80%803%E6%9C%88%E5%8F%B7%E3%80%80%E7%AC%AC64%E5%B7%BB%E3%80%80%E7%AC%AC-3%E5%8F%B7/
補足
231 MJ FAX(折込み回路図)294 ヤマハ カー2000 プリ・メイン・アンプ これが回路図なのですね、ありがとうございます。古書などさがしてみたいと思います!こういった風に回路図が出ているとは露知らず・・・ トランジスタは全て新品交換もしくは、hfe測定して再利用をしています。半田も再度じっくり盛りなおしました。 電圧調整のボリウム(半固定)は該当基板上には見つかりませんので、定電圧が出力されているのかな?いずれにせよ出口で何Vが出ているか ということですね。 現在、時々症状として、ブーンというハムが出る時、まったく出ない時 というのがあって、困っています。。
- ohkawa3
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回答(1)再出 ヤマハのCA-2000は、名器と評価されていて、いまでも修理して使い続けている方もいらっしゃるようですね。 webを丹念に眺めてみれば、修理の記事もみつかります。 抵抗器が焼損した基板は、「電源プロテクト基板」と呼ばれる回路ブロックのようですね。 https://uni2019.blog.fc2.com/blog-entry-3141.html?sp もう少し丹念に探せば、回路図が見つかるかもしれません。
- chachaboxx
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抵抗が焼損しないようにするには、電流(電圧)を下げるしかないです。 560Ωの許容電力が1/2Wなら √(0.5w×560Ω)= 16.7vが最大なので12vぐらいが限界でしょうか。 560Ωを新品交換直後に電圧を計ってみて下さい。 DSOなどで波形を見るのも手掛かりがつかめるかもしれません。 ではなぜそんな電圧がかかるのかとなると、回路を順に追っていくしかないです。 勝手な想像ですが、整流ダイオードのどれかが調子悪くて脈流が発生し、そのリプルを平滑化するのに異常な電流が流れているとか…。
お礼
1S1887 という物が実装されているようです。互換は京セラの10EDB40が使えそうです。
補足
回答ありがとうございます。 抵抗器はもともとのサイズより大きめの物を縦にして取り付けてみました。 電圧を順に追っていくのが正解なのですね、現物が知人家にあるので、一度送ってもらうほうがいいかもしれませんね。 私も、右側にある整流ダイオードが4つあるうちのどれかが悪いのか、で、時々ハムノイズが出る、ある時は出ないという症状かなと思います。 この4つの整流ダイオードは、現在のダイオードならば何が該当しますでしょうか? リードが真っ黒なので、なんだか悪そうな気がします。
- ohkawa3
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対象のアンプは、サンスイのCA-2000でしょうか? 当時のオーディオ雑誌に回路図が掲載されているようです。 ネットオークションに出品されているので、購入なさったら如何ですか? 他の方法として、図書館で閲覧することも可能でしょう。 https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?rkf=2&p=CA-2000+%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97+%E5%9B%9E%E8%B7%AF&aucmaxprice=999999999&thumb=1&s1=score2&o1=a&isdd=1&ei=utf-8&fixed=3&nockie=1&rewrite_ok_wand_re_search=1&ex_cat=2084008038,2084006160,2084034075&isnext=1
補足
回答ありがとうございます。 YAMAHAのCA-2000というアンプです。 図書館にあるのかな・・・
補足
詳細にありがとうございます。 電圧の測定は、今度実機前でやってみます。 みのむしクリップやリード線を使って電流も、計ってみます。 電圧ですが、3つの端子を計るとき、Gと+、Gと-の間の電圧が、片寄りなく綺麗に出ているか と言うことで宜しいでしょうか? 画像の箇所の焼損だと、片方はおかしな値が出ていそうですね。 AとBの切り替えがうまくいっているかどうかなのですが、スイッチを切り替えて、バイアスが切り替わる事は確認いたしました。 ちなみに電源投入時には、AB関係なく、Aのバイアス値がかかっていて、プロテクターが外れたタイミングで、Bを選択していれば、Bのバイアスが流れます。 仰せのとおり、フォノアンプやトーンアンプの不具合での焼損は無いと思っています。 正常な時だと、フォノアンプ基板に手を近付けたりコンデンサーを触るとブーンと音が出ますが、今回は触ってもノイズの変化が無いので、もっと上流からノイズが出てるのではないかと思います。 アース回路の接触不良ですか、、一先ず現物の、緩みや接触不良がないか、触ったり振動を与えたりして、変化がないか物理的に当たってみます。 当日見る時間が限られて居るので前知識が欲しく質問させていただきました。 具体的に教えていただき感謝申し上げます。