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フォトカプラー「TLP521」の代用品
- フォトカプラー「TLP521」の代用品は「TLP385およびTLP785」です。
- 「TLP521」の代用として使えるのは「PC817」と「EL817」ですが、a,b接点や「ノーマリーオン」「ノーマリーオープン」の表記がなく、判断が難しいです。
- フォトカプラーは楽器の音信号を制御して未使用の回路をグランドに落とす役割を担っています。エミッタとコレクタ間には大電流は流れないため、耐性はあまり気にしなくても良いと考えられます。
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- nowane4649
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今回の用途であれば、部品価格が100円未満を絶対条件としない限りは、フォトリレーへの変更をお勧めします。 フォトカプラーの導通を担うフォトトランジスタというか、トランジスタですが、コレクタ・エミッタ間飽和電圧(略号VCEsat、別名 残留電圧)といい、導通状態になっても、一定の電圧降下を残す性質があります。 なので、どのフォトカプラでも、コレクタ・エミッタ間飽和電圧は大体0.4Vくらいあるので、3PDTスイッチで生じたノイズのうち、0.4V程度の振幅成分をGNDに苦し切れず、未使用エフェクタに素通ししてしまう恐れがあるわけです。 また、トランジスタはコレクター→エミッタ方向の電流のみが流せる素子です。逆向きの電圧の電圧をかけると5Vくらいまでは絶縁状態ですが、それ以上になると壊れます。その意味でも、交流ノイズを流す本用途には向かないといえます。 更に、フォトカプラーだと、流せる電流は、フォトカプラーのLEDに流す電流の何倍(0.5~1倍)までといった形になるので、条件調査がめんどうです。 それに対し、フォトリレーは、フォトカプラーのトランジスタ部分をFETに変えたものです。 この変化によって、導通時はオン抵抗と呼ばれる抵抗を挟んだ状態と見做せるようになります。また、導通方向の制限がありません。交流信号を流せます。つまり、確実にノイズをGNDに逃がせるようになります。 更に、フォトカプラーと違い、トリガー電流と呼ばれる電流を超えれば、導通状態は最大に達したと見做してよくなるので、条件だしの必要はありません。 フォトリレーを用いた時の未使用エフェクタへの入力電圧Vは、ノイズの電力P、フォトリレーのオン抵抗RとすればV=√(P*R)となります。 (オームの法則V=R*IをI=V/Rに変形、電力定義P=V*IのIに代入、P=(V^2)/Rに変形、V^2=P*Rから両辺の√をとると導出可能) 秋月電子なら、オン抵抗150mΩ(0.15Ω)のTLP241Aが130円、オン抵抗2ΩのTLP222AFが100円です。(TLP222GFっていうのもあるけどオン抵抗60Ωと高い別物なので注意) あと、フォトカプラ、フォトリレーといった光結合素子は、基本的にa接点(ノーマリーオープン)です。 一部、b接点(ノーマリークローズ)の特殊品もありますが、その場合はb接点との明記があります。
- TIGANS
- ベストアンサー率35% (245/681)
申し訳ない訂正です。 >そもそも元図でTLP521を8mA前後で駆動している(スペックは70mA) 定格動作してない範囲で使っているのを良しとした使い方ですね 70mAは最大定格で、推奨値は16mAでした。 (抵抗100Ωだと80mA近く流れるから壊れても当然ですね) ただしデータシートの後の方にあるようにIF=5mA程度で充分動作可能みたいですので回路図通りでもOKっぽい。 PC817でもTLP785でもだいたい大丈夫だと思われるけどVCEsatがあるからどう変わるかは保証できないですね、フォトリレー推奨なのは変わらないかな。
お礼
フォトカプラーでもいいけどフォトリレーの方が確実にノイズを逃がせるようですね。 フォトリレーに置き換えての組み立てを検討してみます。
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1535/2586)
ヤフオクならば、「TLP521」その物が出品されています。 https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/388181036
お礼
ヤフオクで新品を買うのはちょっと抵抗があるので、その他送料が安い大手サイトか直接店舗(遠くなく)で買えるのが望ましいですね…
- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
すみません。早とちりです。無視してください。
- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
以下のサイトでそのものずばりが売ってます。 参考URL http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07554/
お礼
秋月は何でも置いていますね。(でもゆうメールで送って欲しい)
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1535/2586)
ご提示の回路であれば、フォトカプラー「TLP521」の代用品 として、「PC817」は使用可能と思います。 フォトカプラは、LEDに順電流を流して発光させることで、フォトトランジスタを導通させる原理なので、基本的にはa接点の働きを行う製品しかありません。ただし、リレーではありませんので、a接点という呼び方は行いません。
お礼
回答ありがとうございます。 a接点b接点の説明がなされていたページをいくつか参考にしていましたが、フォトカプラーではなくフォトリレーの事だったんですね。フォトカプラーもフォトリレーも呼び名が違うだけかと勘違いしていました。
- TIGANS
- ベストアンサー率35% (245/681)
そもそも元図でTLP521を8mA前後で駆動している(スペックは70mA) 定格動作してない範囲で使っているのを良しとした使い方ですね (まあエフェクター選ぶ目的なのでそれでもいいってことかなw) つまり代替品は「適当」に選ぶしかないということ。 強いていうなら順電流規格の小さいTLP785を使うべきか。 自分的にはフォトリレー(フォトボル)をおすすめ。 フォトカプラ フォトリレー TLP222AF[TLP222AF] http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07330/ 順電流7.5mAとそのまま差し替えるだけで定格動作で使える。 http://akizukidenshi.com/download/ds/toshiba/TLP222Aj.pdf
お礼
定格動作していない範囲ということは、フォトカプラ本来の使い方ではなく応用といったところでしょうか。 参考にしているサイトに 「実験的に抵抗を変えたら抵抗が熱くなりカプラーが壊れた」 とありましたから、 「カプラー本来の使用条件を満たしていないけれど動作には問題が無かった。ただ定格動作範囲内で色々実験していたら壊れた」 という感じかなと解釈しています。
お礼
詳しい情報ありがとうございます。 部品代というよりも送料をケチってAmazonで注文できる代替品の中から対応しようと考えていました。 フォトカプラーでも組めない事はないけれど、フォトリレーの方が確実にノイズを逃がせるものだと解釈しました。 なのでサイトの回路図にあるフォトカプラーをフォトリレーに置き換えて組んでみようかと思います。