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電線について教えてください。
アルミケーブルについてです。 屋内配線でアルミケーブルを使用しているのをあまり見たことがありません。なぜですか? 15年位前に自社ビルのフロア工事をしたときに、担当していた工事士がアルミケーブルを勧めてきました。価格が抑えられてかつ銅線とかわらないからいいですよということでした。 ところが、他の工事士が危ないから使用しないほうがいいということでした。 被覆があるので見た目は変わらないけれど、素線を見たら色が違っていたのでアルミだとわかりました。 1フロアだけの工事でしたので他のフロアや配電盤などは従来通りの銅線を使用していて、工事するフロアの分電盤に取り付けるブレーカーなども従来通りでした。 アルミケーブルとは屋外で使用するようなイメージなのですがやはり問題があるのですか? 教えてください。
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- Nebusoku3
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#3です。 >ただ、伝導率がどうのこうの言っていたような記憶がありますが、これについては回答者様が断面積について記述しておりますのでそういうことでしょう。 ↓ 電気伝導率の事でしょうね。技術は日進月歩で進化しますので、その時の常識がのちには非常識になる場合もあります。今はアルミ電線も素晴らしいものが出来ているので一概に良くないとは言えないと思います。 参考:https://www.decn.co.jp/?p=101742 熱伝導率の場合もありそうですね。 確かに銅の方が特性的にはいい数字がでていますが総合的にコストパフォーマンスを考慮すれば何とも言えないですね。(かえってアルミの方が良かったりします。) 参考:https://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/exp/netuworld/seisitu/ritu.html お勧めは電線のメーカーの営業さんに説明していただくのがいいと思います。 ○○電線(株)など色々、ありますね。
- Nebusoku3
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>他の工事士が危ないから使用しないほうがいいということ これは恐らく、繰り返し折り曲げ特性が銅よりも劣ることを言っているのではないでしょうか。 屋内配線では稀に配線替えをしますが、その際、耐力が低いと折れてしまい、そこでの発熱につながる可能性を言っているのでしょう。 屋外では送電線などの高圧線で交流の表皮効果を利用して内部に鋼線を使用し引っ張り応力を稼いで安価にしていますが、屋内ではそのところは利点にならないようです。 しかし、アルミ単体ではなく、銅被覆アルミ線は銅に性能がかなり似てきているようです。 アルミ線そのものが危ないというところは仕様通りに使っている限り問題は無いと思います。 ↓ 参考 86ページあたりから http://www.hitachihyoron.com/jp/pdf/1974/03/1974_03_15.pdf
- atm_phantom
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補足質問への回答です。 貴方はアルミ線が危険だと言われて、「なぜ ?」「根拠の出典は ?」と質問すべきでしたね。技術者として大きく成長するには不可欠な習慣と思います。 電気設備には、人体に対する安全確保、建築物に対する安全確保のために「電気設備技術基準」( "電技"と略称されています。) という経産省令があり、これに基づいて行われた電気工事は危険であることはあり得ない。勿論、屋内配線についてアルミ線を禁じている記述はありません。私の憶測ですが、Al は Cu に比べて単位断面積当たりの引張強さが小さく、許容伸びも小さい。つまり引張ったら切れ易いということです。でも、最初の回答で述べたように電線に引張荷重を受け持たせるというのは、それに適合した特殊品を除けばルール違反の設計です。答えになっていますかね。? もし可能なら、質問に出てくる工事士の方に、今からでも理由を質問してみたら如何です。「 訊くは一時の恥、訊かぬは一生の恥。」という言葉もありますよ。尚、電気設備技術基準に興味を持たれたなら、オーム社 「 絵とき電気設備技術基準 早わかり 」という本を個人的にはお奨めします。
- atm_phantom
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CuもAlも良導体で価格もAg, Auに比べれば安いので、必要な電流を流すだけの断面積が確保できて絶縁被覆の丈夫さが環境に適合していれば、低圧の場合なら見積で安い方を使えばよいと思います。但し、高圧以上で電流も大きい場合にはCuとAlの電接面(ボルト締付等により圧力を受けて電気を流す面)には専用のコンパウンドの塗布が必要になることがあります。屋外に架設されている送電線のケーブルは、昔は張力に耐えるようにCuに不純物を添加した「硬銅線」というものが使用されましたが、電圧が高くなって鉄塔間の距離も長くなってくると比重の軽いAlの特性を生かして、Alの引張強度の弱さは中心に縒り込んだ亜鉛メッキ鋼縒り線でもたせるACSR (Aluminum Cable Steel Reinforced)というケーブルが使用されるようになっています。尚、老婆心ながら送電線のケーブルやTension member の縒り込まれている多芯電線のような張力を製造者が保証している電線などの他は電線に引張荷重を受け持たせるような計画はしてはいけませんよ。また、常時折り曲げが反復されてストレスを受けるところは特別な工夫が不可欠です。
補足
では、低圧屋内配線で使用する場合で危ない場合とはどういう場合なのでしょうか?
補足
ご回答ありがとうございました。 私は、技術者でなく商人なんです。工事を行うものではなくて工事を依頼するものなのです。 色々な業者さんがいますので、私自身が知識が豊富な方がいいのかもしれませんね。 もう、ずいぶん前の話なので引っ越しもしましたし、当時の業者さんとは疎遠で連絡先も知りません。ですから、直接確認することもできませんのでこうして質問をさせていただきました。 ただ、伝導率がどうのこうの言っていたような記憶がありますが、これについては回答者様が断面積について記述しておりますのでそういうことでしょう。あれ、そういえば見せてもらったとき、太さが変わらなかったような気がするのですが違ったかな? 屋内配線工事ですから自重によりケーブルにダメージがあることもないでしょう。 軽くて、経済的である。けれど、屋内配線では一般的に使用されていなかった。 海外ではかなり前から使用実績があるようですね。 なんかよくわからない。