- 締切済み
英、独の国債がマイナス金利と、買う人はどんな人?
日経新聞によると、英、独の国債がマイナス金利ですと、買う人はどんな人でしょうか? 政府の国債が、 英国は -0.003%、3年債 独国は -0.591%、1年債 仏国は -0.509%、1年債 伊国は -0.047%、9月債 こんな損な国債を買う人はどんな人で、どんな理由で買うのでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- koncha108
- ベストアンサー率49% (1313/2666)
下記のサイトの受け売りです。 https://www.marketwatch.com/story/here-are-four-reasons-why-investors-buy-negative-yielding-bonds-2019-08-21 理由は4つあると言っています。 1. マイナス金利でも証券市場で値あがることに期待する投資家がいて、最終的には中央銀行が高値で買い取ってくれると思っているから。以下は私の解釈ですが、EUや日本のように経済が停滞している国では景気対策として低金利・マイナス金利政策を行って銀行が中央銀行にお金を預けず市場にとどまらせるようにする一方、お金をどんどん生み出すことができますからそれを市場に投入しようとする。ところが日銀のお金を市場に流し込もうとしたら市場から何かを買うことによって対価としてのお金を流し込む。その何かが国債なのだと思います。国債は政府が償還すべきものなのですが、今の仕組み的には中央銀行が買い取らざる追えない。あらかじめ買い手が決まっていて最終的に買い手が決まっているとしたら売り手市場になるのも肯けます。 2. 為替ヘッジを利用した結果、マイナス金利の国債を購入しても差し引きで得だから。マイナス金利の通貨を購入する時に為替ヘッジを利用するとマイナス金利の国の通貨を安く調達できます。その差益を考慮するとマイナス金利の国債を調達しても事実上マイナスにはならないと言う買い方ができます。 3. 安定した流動資産だから。証券・株式市場でリスク観測が広がった時にもっともリスクが少なく流動性がある資産としてお金の退避先として国債が買われる。 4. マイナス金利ではあるとは言え、国債の市場での売買では証券としてそれなりに値動きがあり、安値で買って高値で売れば儲かるから。 こう言った要素の組み合わせでマイナス金利国債を買っても損はしないと言う理解がされているんでしょうね。
- cse_ri3
- ベストアンサー率25% (165/640)
教科書どうりの答えなら、利息を払っても安定資産が欲しい人かな。 お金を銀行に預けておくのもリスクがあるから(銀行が潰れるリスク)、銀行が潰れるリスクを恐れる顧客なら、国債に資産を分散させると思います。 一時期、ドイツ銀行の倒産とか話題になりましたしね。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
購入者: 大金を預かって運用しているファンド。 購入理由:ほかに投資先がない。マイナスになっても運用手数料はもらえる。 具体的には、株や債券に投資しようにも、暴落や倒産の危険があって、統計などを使った確率論で計算すると10%とかの(マイナス金利を超える率)大損失が見込まれてしまう。3年債で0.003%程度のマイナスなら、出資者に言い訳ができる範囲内で、有り難いくらいだ。 あるいは、解約・返還について有利な特約がないので解約・返還ができない(高額違約金が必要になる)か、 返還できるとしても、預かって管理している間は損失が出ても出資者から定期的に「管理報酬」が入ってくる仕組み(←ふつうの仕組み)なので、解約したくない。 つまり、一口で言えば、ファンドマネジャーや運用会社は、運用さえしていればどんな状況になっても損しない(儲かる)仕組みになっている、だから買うのです。
- 中京区 桑原町(@a4330)
- ベストアンサー率24% (1002/4032)
満期まで持てば損がでるが、途中で売買すれば利益を出せる
お礼
ご回答ありがとうございます。 『満期まで持てば損がでるが、途中で売買すれば利益を出せる。』ですか。 始めから元本割れの国債、途中で売買すれば利益がでる価格にならないでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 『購入者: 大金を預かって運用しているファンド。 購入理由:ほかに投資先がない。マイナスになっても運用手数料はもらえる。 つまり、一口で言えば、ファンドマネジャーや運用会社は、運用さえしていればどんな状況になっても損しない(儲かる)仕組みになっている、だから買うのです。 』ですか。 私も、ファンドは、恥知らずで、運用益を出せなくても、しっかり運用手数料は取る。 そうですか、ファンドですか。