- ベストアンサー
浄土真宗では49日の法要も初盆も必要ないか
浄土真宗では、「善人は成仏する、まして悪人おや」ということで、ほぼ全ての人が成仏する、「仏」になる、と素人ですが思います。 これに対し、他の仏教の宗派では、49日までは成仏できるかどうか分からないということで、49日をしたり、初盆をしたりするのだと、素人ですが思います。 そうだとすると、浄土真宗では、49日の法要も、初盆も必要ないと、理論上なると思いますが、いかがでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>浄土真宗では、「善人は成仏する、まして悪人おや」ということで、ほぼ全ての人が成仏する、「仏」になる、と素人ですが思います。 その通りで、浄土真宗では「他力本願」です。 阿弥陀如来を信じていれば、死=成仏を意味しますね。 >浄土真宗では、49日の法要も、初盆も必要ないと、理論上なると思いますが、いかがでしょうか? その通りですね。 多宗派の様に「死から49日間は、この世とあの世の境にいる」という考えは、ありません。 閻魔大王に会う事もなく、極楽浄土に行くらしいです。 ただ、他宗派と異なるのは「浄土真宗は、故人の為に祈らない」のですね。 ですから、戒名も位牌もありません。 ※浄土真宗では、法名・過去帳と言います。 じゃ、49日などの法要などの意味は? 他にも回答がありますが、「遺族が、故人を偲ぶ」為です。 法要の度に、区切りがつくのです。 決して、故人の為に祈るのではありません。 親鸞自身も「葬儀は不要。墓も不要。亡骸は、魚の餌に」と、述べて入定しました。 残念な事に?、遺骸は荼毘にされてお堂が建ちましたがね。 このお堂が、初期(西)本願寺です。 以降、内紛・騒乱で転々と移転して秀吉時代に現在地に落ち着きます。 ※西本願寺というお寺は、存在しません。正式には「本願寺」です。^^;
その他の回答 (3)
- kappa1zoku
- ベストアンサー率29% (334/1137)
僕は勝手に親鸞信者を自認していますが、他の浄土真宗信者の皆さんは仏事をどう考え、こなしているのかと思い、中国新聞社発行の「浄土真宗(これで安心)仏事作法なんでも大事典」という冊子を購入したことがあります。 上記の冊子には、浄土真宗としての仏事の意味を以下のように書いています。 >「法事の意味」 「人間死んだらおしまい」という言葉を聞きます。略、はたしてそうでしょうか。父や母、共に人生を過ごした大切な人との別れは、そう簡単に割り切れるものではありません。二度と生身の人間として会うことのできなくなったという厳しい現実と、亡き方の心に出逢い、亡くなった人から「人生で本当に大切なものは何か」ということを受け取り、仏さまの教えに遭う機会が法事なのです。(略) さらに、仏教の目的は苦悩の人生を越え、「仏と成る」ことです。浄土真宗は阿弥陀如来さまに救われ、浄土に生まれ、「仏に成る」教えです。法事とは、大切な人との別れを通し、苦悩の人生を越える阿弥陀如来さまの教えに遭う仏教行事です。 日本における仏教はあたかも葬式仏教が本当の姿だと考える人が多いので、浄土真宗をあなたのように見る人がいるのも事実です。 例えば、「清めの塩」「友引」「茶碗を割る習慣」「ご飯に箸」「逆さごと」「死装束」「守り刀」「釘打ち」「占い、まじない」などを困った迷信として書いています。 また、仏壇に位牌を置くこと、故人の写真を置くことも、教えにないものと書いています。 位牌は、儒教の教えから来たもので仏教とは縁もゆかりもないものとしています。 ちまたの門徒の方は、そこまで徹底されてはないでしょうが、葬儀会社と仏教寺院が組んだ仏事の仕組みが仏教の教えといかにかけ離れたものであるかは、今一度冷静になって考えてもいいかも知れません。 死んだ人を埋葬し、あの世へ送り出すということは何も仏教だけの役目でもない訳です。 あなたもご存じのように、キリシタン弾圧で多くの日本人がお寺さんの檀家になるまでは、その地方のやり方で葬式をしていたはずですから、先祖を供養するという考えは普通の人間が感じる感情であって、それを商売にした仏教の方に問題があると思います。 浄土真宗がそれまでの仏教寺院による民衆支配に風穴を開けた功績は大きいものだと思います。 だから浄土真宗は何もしないのだと指摘されるのですが、自力の計らいを否定しているだけで、人間の弱さを認めている結果なのです。
お礼
>浄土真宗がそれまでの仏教寺院による民衆支配に風穴を開けた功績は大きい 本当にそう思います。 日本での宗教改革ですね。 素晴らしい教えだと思います。
- vaf326
- ベストアンサー率16% (285/1721)
浄土真宗ですけど、両方やりますね。 そこまで考えてやってないですよ。通例通りに行うだけです。 1週間の間にクリスマスやって、除夜の鐘をついて、初詣を行う、そんな習慣ですので、宗教を深く考えて行動しておりません。 みんな、そんな感じでしょう。 解釈の仕方で、いろんな受け方があるように思います。
お礼
ありがとうございました。
- ple6
- ベストアンサー率63% (1284/2018)
浄土真宗における四十九日法要もお盆も故人の成仏を願ったり、供養をする日という故人のための法事という意味合いよりも亡くなられた方を通して阿弥陀仏の他力本願への感謝と信仰を深める日という残された人々のための日と位置づけられているようです。 https://minnshu.com/news/644 https://www.yoriso.com/sogi/jodoshinshu-obon/ なので故人を通して阿弥陀仏との繋がりを深めることが理論的に必要無いと思われるのであればそのようなことだと思われます。
お礼
ありがとうございました。
お礼
理論的な説明ありがとうございました。 僕の家もずっと浄土真宗で、他の宗派のようにお金の寄進などなくても成仏できるというのは素晴らしいなと思ってました。 しかし、49日とか不要なのでは?、とお寺さんに質問しても、モゴモゴと曖昧で。 すっきりしました。