日本銀行のバランスシートが悪化すると困る人はいます

質問

日本銀行のバランスシートが悪化すると困る人はいますか？株主程度でしょうか？
経済が安定することを目的としているため、資産減損のデメリットなどは特にないですか？

回答No.4

koncha108

何を持って日銀のバランスシートが悪化とするのかにもよりますが、現在の様に国債の買取と株式市場からのETFの購入で資産が膨れ上がっているのを悪化とするならば、それは日本の金融経済の停滞に対する金融政策の結果をバランスシートで見ていると言うだけで、バランスシートの悪化そのもので誰かが困ると言うことは無いと思います。日銀の資産で会計上の減損の対象になるものは無いと思いますが、仮にETFの価値が暴落したら、損益計算上の損失で、資産の規模も縮小するでしょうが、そもそも日銀は自分でお金を擦れるので、日銀の経営と言う意味で言うと問題にはならないと思います。問題は、そう言うことをしてお金を市場に流し続けていることで、日本円の価値が下がるリスクはあります。今はお金をじゃぶじゃぶ市場に流し込みながらも円の国際信用が下がらず円高をキープしていて、そのこと自体不健全で、一旦信用を失うと暴落するんじゃ無いかと言う心配をします。でも専門家でそんな心配をしている人もいなさそうです。
先日、日銀の黒田総裁が、新型コロナ対策で、さらに国債を買い進めることと、必要な通貨の供給はいくらでもすると言っていましたが、要は国に巨額の借金があるなか、企業が存続の危機にあって、国民の生活も困窮する中、国債をいくらでも増刷して買い取りお金を政府と市場に流し込むと言うことかと思いますが、普通そんなことしたら円の信用ガタ落ちのはずでそうなれば、最終的に企業に大ダメージを与えるはずですが、他の国も同じ様な状況なのでしょう。

回答No.3

Broner

『(株)日本銀行のバランスシートが悪化すると困る人はいますか？
株主程度でしょうか？
経済が安定することを目的としているため、資産減損のデメリットなどは特にないですか？』ですか。

　日本銀行のバランスシートが悪化すると言う意味は、次の事をして、資産を増やすことですか。

１.　日本銀行が、紙幣を印刷して、国債を買い、政府にお金を渡し、景気回復策を行う。
市場にマネーサプライを増やすことになる。

2. 　1 だけでは間に合わないので、日本銀行が、紙幣を印刷して、社債を買い、企業の資本不足を補う、
市場にマネーサプライを増やすことになる。

と言うことであれば、株主は、困りません、印刷費が少し増えるだけです。

国民全体は、市場にマネーサプライが増えることによって、物価が上がります。

国債残高が、増え過ぎれば、新円切替になるかも。

回答No.2

cse_ri3

程度の問題。

仮に日銀がバランスシートを広げまくって、その結果日本全体の信用が下がれば、日本株の全売りや円売りなどで、国民全体が不利益となる。

但し、目に見えない信用が相手だけに、どこまでが限界値かはよくわからない。

ちなみにリーマンショック時は、FRBは国債買い入れでバランスシートを広げまくったが、アメリカの信用は落ちませんでした。

回答No.1

dragon-man

＞日本銀行のバランスシートが悪化すると困る人はいますか？

日本国、すなわち日本人全員が困ります。

＞株主程度でしょうか？

株主はいません。株式会社ではありませんから。