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EGFRの発現量・大腸癌・セツキシマブの奏効率
EGFRの発現量が多いほど大腸がんに対するセツキシマブの奏効率が高くなる。 上記の記述は正しいですか?間違っていますか? 正しければ簡単で構いませんのでその理由を、間違っていましたら訂正と解説をよろしくお願い致します
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すこし難しい部分がありますが。 セツキシマブはEGFRを標的とした分子標的治療薬です。実際にはEGFRの抗体でEGFRに結合する事でその機能を阻害します。 つまり,この薬が効くためには,その大腸ガンでEGFRが発現していることが必須条件ですが,あまりにも発現量が高すぎると抗体量が不足してしまえば,利き目が悪くなります。ですがこれは細胞レベルでの理論上の答えで,十分な量の薬を投与する。という条件であれば,もともとどんどん増えているそのガンにおいて効果は大きく出るでしょう。なので投与の条件によって答えが逆転しますので注意してください。
お礼
セツキシマブとEGFRの関係がよくわかりました。ありがとうございました。