>形容詞や副詞になる単語の違いをおしえてください。
⇒ご質問の趣旨がよく分かりませんので(途中まで回答を書いて中断していましたが)勝手に推測して、自分なりの解釈を付け足して、以下のとおりお答えします。お尋ねに対応していないかも知れませんが、その節は無視なさってください。
形容詞と副詞の語形と意味について言えることに次のような事柄があります。
(1)同じ1つの語で形容詞にも副詞にもなる場合が多くあります。
例:far「遠い-遠く(に)」、long「長い-長く」、short「短い-短く・急に・不足して」、wide「広い-広く・十分に」など。
(2)似たような意味でも、形容詞と副詞で異なる語を使う場合もあります。
例:good「よい」-well「よく」。
(3)形容詞に特有の語尾(接尾辞)があります。
-able:「~できる・~され得る」。例:eatable「食べられる・食べ得る」。
-ate:「~された・~になった」。例:fortunate「幸運に恵まれた・運のよい」。
-ful:「~に満ちた・~の多い」。例:forgetful「忘れっぽい」。
-ive:「~の性質・傾向のある」。例:active「活動的な」。
-less:「~のない」。例:endless「終わりのない」。
-ous:「~性の・~の多い・~に似た」。例:dangerous「危ない」。
(4)副詞に特有の語尾があります。
-ly:「~のように」。例:gently「穏やかに」。
(注)形容詞を表す語尾(接尾辞)はかなりありますが、副詞を表す語尾は-lyしか知りません。なお、上には書きませんでしたが、形容詞を表す語尾としても、これと同じ-lyがありますので、注意が必要です。
*形容詞を表す-ly:名詞につけて、「~のような・~らしい/~ごとの」の意味を表す。例:father「父」→fatherly「父親のような」/week「週」→weekly「週間の」。
*副詞を表す-ly:形容詞や分詞につけて、「~のように」の意味を表す。例:tender「優しい」→tenderly「優しく」、smile「微笑む」→smilingly「にこにこして」、interest「興味(を持たせる)」→interestedly「興味を持って」。