はじめまして♪
基本的には中の種まで完熟するまで、動物に食べられたりしないように「渋」が強い。というのが本来の「柿」で、ほどよく色付いて、というタイミングで渋が極端に少ないのが甘柿、
植物学的には、突然変異の一種で、通常であれば自然淘汰で早く絶滅しても良いのですが、人間には良い物だったので、人為的に栽培が行なわれた。と言う範囲の品種です。
渋柿も甘味成分は沢山蓄えているのですが、果実が柔らかくとろとろ状態になるまでは、渋みが強いのです。
その「渋み」を上手に抑えてしまえば、、、、という話。
甘柿は、渋み成分が極端に少ないのですが、おそらく甘味成分も多少は少なくて、、という話は、確認出来ませんでしたが、充分に有り得そうにも思いますが、いかがでしょう?
柿の渋み成分は科学的に、はっきり解明されていて、渋柿の「渋抜き」という行程では、科学的に言うと「渋さ」を感じなくしている化学変化の応用です。
干し柿にしたり、焼酎で、あるいはドライアイスや二酸化炭素ガスで、という渋抜き行程は、渋が無くなるのでは無く、渋が化学変化で、人の口では感じられなく成る。という事ですしね。
憶測の域を脱しませんが、渋が極端に少ない甘柿は、実は甘味成分も結構少なくて、水分も多いのでは?って思いますが、いかがでしょう?
私は冬の間、結構寒い雪国に生息中ですが、その環境地域には「甘柿」という物は育成出来ません。在る程度温暖な地域にだけ「甘柿」と呼ばれる数種の物が在るのでしょうね。
子供の頃から、鳥が傷つけ、果肉の透明感が出た完熟?劣化?という部位だけは、地元の近所の柿の部位を食べて楽しんだのは、今と成ってはヒミツです(>、<)
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