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走り幅跳びの着地姿勢
走り幅跳びは 運動(走行)エネルギーの一部を、位置(ジャンプ)エネルギーに変換して 身体が接地していない長さを競うものです。 パラリンピックレジェンド山本篤さんの着地姿勢は横寝型で 位置エネルギーが最低の状態に見えました。 通常は、足から着地して尻跡が残らない様にしているだけで 上半身は尻の上に残り、位置エネルギーが最低ではありません。 さて 着地姿勢が横寝型の選手は、他に居るのでしょうか? パラリンピックだから横になれるのでしょうか?
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単純な物理運動としてのエネルギー論で捉えると仰るとおりなのですが、実際には走り幅跳びの着地にはテクニックが存在します。 前方に放り出した足で着地した後「脚の力を使って」その足跡の部分に身体(御尻)を滑り込ませています。そのままドスンと落ちているわけではありません。足の長さ分の距離を着地で稼いでいるともいえます。 しかし横に寝るタイプの着地ではこのテクニックが使用できず、記録が伸びません。 よって、横寝型の選手はおそらくオリンピックにはいません。検索した限りでも発見できませんでした。 しかしパラリンピックでは横寝型が一般的なようです。おそらくですが、これは義足であるために健常者の行うような脚の力を用いた着地が困難である事と、また義足の破損を防止する目的で行われる着地方法だと思われます。 https://www.youtube.com/watch?v=kv4wqLCihdA https://www.youtube.com/watch?v=wBh26ZWCGIE
お礼
ご丁寧に調べて頂きありがとうございます。 >義足の破損を防止する目的で行われる着地方法 義足が土に突き刺るのを、怖がっている着地姿勢に見えますね。
補足
大会ビデオを見ると、山本篤さんの横寝は 他者より真直ぐで、進行方向に直角で、完成されていました。