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ドローンで原爆の投下はできますか
ミサイルで原爆を投下するにはそれなりの技術と費用がかかりますが、ドローンでそれができれば、極めて低コストですからテロリストでもやれるようになるかもしれません。しかもドローンだとレーダーに掛かりにくいとなれば防ぎようがなくなるのでしょうか。心配です。
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プルトニウムの最小臨界量は 5.6kg。こんなに少しでいいんですね。 ただし最少というのは 爆縮という技術があってのことで その爆縮装置の重量も加えないといけない。でも容器と合わせて10kgぐらいで間に合うかな。 ドローンとは無人飛行機という意味だから形はどんなのでもいい。 サウジの件は砂漠地帯だから低空で飛行しても誰にも気が付かれない。 日本では レーダーにはキャッチできなくても 人の目には簡単にみつかる。 ま みつかったところで原爆だとは誰も思わないでしょう。平和ボケもしているし
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- staratras
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1950年代からすでに小型で軽量な核兵器が開発されていました。有名なところでは専用の無反動砲で打ち出す「デイビー・クロケット」がありますが、この核弾頭の重量は50ポンド(約23キロ)程度しかありませんでした。この重量ならば現在のドローンで十分運べるでしょう。 ただしこれだけの重量物を運搬するドローンはそれなりに大型で目立つものになり、無反動砲やミサイルなどと比較すれば極めて低速であるため簡単に撃ち落される可能性があり、兵器としての実用性は疑問です。 隠密性を問題視するなら「スーツケース型核爆弾」とも呼ばれる「人が背負って運べる核兵器」の方が、テロリストがこれを入手して自爆攻撃に使用することを想定すればはるかに危険ではないでしょうか。 余談ですが、回答者が子どものころ遊んだメンコ(郷里ではパンパンと呼んでいた)の裏面には、さまざまな兵器が描かれたものがあり、その中に「デイビー・クロケット」もありました。「昭和も遠くなりにけり」です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88_(%E6%88%A6%E8%A1%93%E6%A0%B8%E5%85%B5%E5%99%A8) https://ja.wikipedia.org/wiki/特殊核爆破資材
お礼
有り難うございました。
- Sasakik
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核弾頭というと、ミサイルや爆撃機で”運搬”するモノだと思い込んでいる人が多いけど・・・ 戦術核の分野では、155mm砲で撃つ核弾頭もあったし、冷戦時代の西ドイツには、個人携行無反動砲で発射する「M388 デイビー・クロケット」という核兵器システムが配備されていた(155mm各砲弾は1992年に退役、M388は1967年に予備役、1971年に退役)。 米軍の現役ではB61、B83があるけど、いずれもF15やF/A-18で運用可能なサイズになっているから、ペイロード1.7トンのMQ-9リーパー(RQ-1プレデターの発展型)でも充分運用出来るモノと思われる(操縦席を持たないUAV(ドローン)はステルス性においても有利だったりする)。 もっとも、核弾頭の小型化には非常に高度な技術(遠心分離機などの機器だから、知恵で何とか出来る話では無い)が必要で、中型ドローンに搭載可能な核弾頭を作れそうな国は、現状、米ソ以外にあるのかしら? それよりも、現実的に恐ろしいのは「VBIED(Vehicle Borne IED/車両運搬式即席爆発装置:早い話が”自動車爆弾”」じゃないか と。 ISISなどのテロ組織が用いるVBIEDは、トラックの運転台周りを分厚い鉄板で防弾化した上で爆弾を搭載して、敵に突入する自爆兵器。 で、問題は、爆弾の搭載量・・・小型トラック改造VBIEDでも1~2トン、大型トラックになると10~30トンの爆弾を搭載したVBIEDが確認されている。爆弾の重量で云われてもピンとこないかも知れないけど、B-52爆撃機の通常任務のペイロードが10,000lbs (4,536kg)。大型トラック改のVBIED1台でちょっとしたB-52爆撃機編隊に匹敵する爆弾量。それだけの爆弾が一点で爆発すれば小型核爆弾以上の破壊力・・・そんな兵器が、爆弾さえ調達できれば、あとは、そこら辺にある自動車や鉄板を元に街工場でも出来るレベルの改造車だったりする。 更に、ブルドーザ改10トン超級VBIEDも登場したとのことで、分厚いドーザプレートによる防弾・防爆性能に物を言わせて、敵の防護壁を破壊、自爆。突破口が開いたところで後続の”30トン級VBIED”が突入して自爆すれば・・・
お礼
有り難うございました。
- kimamaoyaji
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もっとも小さな重量30kgで威力250トンですが、ドローンで30Kgはかなり厳しいのでは? 250トン=2.5億カロリー=1046GJ(ギガジュール) 爆風圧34.8264 kgf/cm^2 20kgf/cm² /鉄筋コンクリートや岩などが割れる。 30kgf/cm² /重構造物が倒壊する、特殊な対爆構造物以外では耐えられない。 つまり特定の建物を破壊する程度は可能(例えばビル1つとか) かりに都市を破壊するとなると重量1.5トンくらいの原爆になります シコルスキー式 S76B型ヘリコプターで約1.8トン(15人乗り) ベル式 407型ヘリコプターで998Kg ベル式 206BIII型で577Kg つまり大型ヘリでないと困難な重量ですから、そのクラスのドローンが安いのでしょうか?しかも、ミサイルで撃墜可能大きくて遅いですから。
- SPROCKETER
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戦術核砲弾ならば、小型軽量なので大型ドローンに搭載可能かもしれませんが、墜落する危険があるので反対が多いでしょうね。巡航ミサイルに搭載出来るわけですから、ドローンは必要無いでしょうし、テロリストは飛び道具よりも自爆兵器を考えるのが常ですから、トラックに戦術核を搭載して大都市の真ん中で自爆する道を選ぶだろうと思います。その方が世界に与える衝撃が大きくなるからです。 レーダーに映らないとか、小型化出来るとか、そういうのは問題ではありません。2トン積みトラックに搭載出来れば、大都市の真ん中に運んで自爆出来るわけで、それで十分だからです。ニューヨークやワシントンが吹き飛べば、国際情勢が大きく変わるわけで、それが目的であるのですからね。 もっとも、テログループが原爆開発に成功したり、第三国がテログループに原爆を供与した時は、どの大都市も厳戒態勢に入るでしょうから、侵入するのは難しくなるでしょうけどね。どちらにしても、原爆は非常に高価で取り扱いが不便なので、テロリストが単独で持ち運ぶのは難しいと思います。
- eroero4649
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ドローンといいましてもピンキリございまして、大型機種なら米軍の使っているグローバルホークなんぞは戦闘機とも変わらない大きさです。 だからそういう大型ドローンであれば核爆弾を搭載することも理論上は可能です。ドローンは使い捨てにできるというメリットがあります。 それより難しいのは、テロリストが起爆装置を含めた小型核爆弾を手に入れることですね。核爆弾つうのは、むしろ小さく作るのが大変なのですよ。だから北朝鮮の核爆弾も、核爆弾としてはあるけれど、ノドンやテポドンのようなミサイルに搭載できる大きさなのかというとそこまででないという説もあります。 私も詳しい事情は分かりませんが、一般的に米ロ中どこでも、ICBMのような大型ミサイルには基本的に核弾頭は搭載されていないと思います。弾頭は普段は厳重に管理されていて、命令が出たときに初めて倉庫から出されて搭載されるはずです。それまでには数時間はかかるはずですよ。 ただし、原子力潜水艦に搭載されているSLBMは常に発射可能な状態になっています。
- roadhead
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今の原爆が搭載出来る位のドローンだとヘリコプター並みの大きさになりますから発見は容易です。
- sonic67(@soni6667)
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原爆はウランまたはプルトニウムを圧縮して、臨界密度を超えないと爆発しません。ウランよりプルトニウムの方が簡単に圧縮できます。 しかしプルトニウムを爆薬で圧縮するにはかなりの量の火薬が必要で、原爆の小型化にはこの圧縮のために非常に高度な技術が必要になります。 現在ICBMの弾頭に搭載可能なほど小型の原爆を開発できていることが間違いないのは、アメリカとロシアだけです。中国がこの技術をもっているかもしれません。北朝鮮はまだ弾頭に収まる原爆を開発していないのではないかと思います、軍事的に極秘なことで、はっきりしたことはわからないのです。 ICBMやSMBLの弾頭に搭載できる原爆は米露がすでに開発していますが、ドローンで運べるほど小さい原爆はまだ開発されていないと思います。 原爆の小型化は非常に難しい技術なので、テロリストが開発できるとは思えません。プルトニウムをテロリストが入手することもあり得ないと思います。 なぜかと言えば、たとえテロリストや武装組織を支援しているからといって、原爆や原爆を作る技術を渡してしまったら、自国の安全にとてつもない脅威となるからです。
- tzd78886
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現状ではそんなにデカいドローンを造るより、ミサイルの方が簡単。というより、一つの目的を達成してしまえばあとは使い捨てにする方が簡単だし安くつくわけで、ミサイルというのは特攻機のドローンそのものです。
- 中京区 桑原町(@l4330)
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その通りです。 唯一の問題は爆弾を抱えると航続距離が短くなる。 日本に投下するなら沿岸部までは船・飛行機で運ばなければならない。
お礼
丁寧なご説明有り難うございます。 私が42年前アメリカの大学で物理学を教えていた頃、教科書に原爆の構造が詳しく書いてあったのを思い出しました。そしてそこには小さい原爆はカバンに入れて人一人で運べるなどと書いてありました。なかなか日本の大学ではそんなこと教えないのではないかと思いますが。プルトニウムは日本では大量に保管してあるわけですね。爆縮技術が必要になりテロリストは実験をするのが難しいので開発は簡単ではないでしょうね。