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答弁書の「争う」って言葉妥当ですか?
答弁書の書き方が裁判所に置かれています。それを観ると「請求の原因」に対しては認める、否認する、知らない(不知)の三種類の返答です。 サイトで検索してもこの三種類です。 しかし、以前、弁護士さんが「否認ないし争う」「争う」等の返答が記載されていました。 争うって言葉は妥当なんでしょうか?否認すれば結局、争うことになると思いますが・・ ご見解、宜しく願います。
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「答弁」? 答えることですね? 「否認」は「認めない」というだけです。 (問われた事に対してのみ否定的に答えるだけで、具体的な主張をしない場合も含まれます。) 「争う」とする場合には、 否認の正当性を「主張」したり、 指摘事由を覆す目的で「反問」することも含まれます。 …それが先回答で例えた「反撃」に相当します。 「争う」とすることは積極的な「否認」の意思を示していて、 三種類のうち「否認する」姿勢を強調するものであっても、その妥当性が崩れるものではありません。
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- stss08n
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回答No.2
妥当な事です、あくまでも”法学・法理論を踏まえた”学問上の解釈であり、一般社会で言われる国語的な”争う・戦う等とは、意味合いが違うものでしょう。
- g27anato
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回答No.1
矛盾ではないので、 「否認」することの妥当性は「争う」ことで否定されません。 質問の三種ではなく、 (不当性の否認)以外の「正当性を争う」部分の話です。 格闘技にに喩えるなら、 *相手の攻撃を「払う、流す」つまり受け付けない、負けないのと、(≒否認) *「反撃を加える」ことで優位を保つ、勝つのと、(≒争う) …反撃の有無という点で、その違いが似てます。
お礼
なるほど例えれば解りやすいです。 しかし、反撃を加えるという意味での「争う」って答弁が必要なのでしょうか?