リクエストありがとうございます。
私の考え。何かの参考になるかはわからないですが。
ご存知だとは思いますが、朝鮮戦争中の韓国軍軍人は大日本帝国における朝鮮人の軍人並びに満州国軍人などの、日本式軍事教育を受けたものと いわゆる朝鮮軍人(大韓帝国の軍人から移籍してきた軍人、朝鮮式教育)からの転職組がほとんどです。義勇軍みたいなものもありますけど。日本軍慰安所を知らないとは思えません。
洋公主自体は、韓国政府が米軍、国連軍などに提供する目的で運営されていて、形態は戦後日本国内に設置された特殊慰安所に近いと思ってます。
日本国内の特殊慰安所自体がやはり軍人の経験を元に作られた側面が大きいですよね?
同様に、戦時中に慰安所を知っていた大韓民国の軍人に転職した面々がおおいに関与した事は明らかだと思います。
一つポイントになるのが運営、設置、補給は主として韓国政府だったと言うことです。
ただ、この洋公主ができる前1945年から1949年頃まで。
それまで日本軍が使っていた朝鮮半島にある基地を居抜きで使ったアメリカ軍、国連軍は周辺に存在し公娼地区も基地同様に居抜きで使ってます。1947年11月に朝鮮半島で公娼制度が廃止されると、性病の蔓延を危惧したアメリカ軍は、娼婦の性病検査を開始し1949年まで続けます。最近、ジューシーバーなどのロシア人娼婦やフィリピン人娼婦なんかも取り上げられてますけど。この部分はね割愛。
洋公主で、アメリカ軍の責任を問われた時にアメリカの弁解は日本の特殊慰安婦の場合と同じというか、提供される側だった物で強制を否定する立場だったかと思います。日本の場合は、すぐに閉鎖されましたけど。
また韓国の裁判所は公娼、売春が禁止されている中で行われた違法行為に基づく、損害賠償請求だとして韓国系慰安婦の訴え自体を破棄していた様におもいます。韓国政府はアメリカに未だにかの件で損害賠償請求はしていないと思います。
アメリカがこの戦後の慰安婦でつかれて面白く無いのは戦後まもなく居抜きでつかった公娼地区ではないかと思ってます。私自身の考えですけど。
話を戻して
仮に、洋公主の場合、アメリカ軍への損害賠償を認めると同時に韓国政府への損害賠償も認めざるを得ないわけですが。これは米韓同盟が強固であれば、封じるのはそんなに難しくないわけですよね。
オバマ政権下で、日韓合意をアメリカが仲介した理由は別にあると思います。全く無いとは言いませんが。
朴槿恵政権は、前政権からわりと真逆というか中国傾倒を当初からしていたり、米軍軍縮協議も進んでいたりしましたよね。
そんな中でも、今流行の日韓軍事情報協定を、2016年11月に結びます。2015年の年末に日韓慰安婦合意がなされて、ある意味で日韓軍事情報協定とともにある種のアメリカ忠誠への踏み絵なのかなと思ったりもします。
たぶんこの話題は、shpfiveさんの方が知識豊富ですよね。私の考えはこんな感じです。
ま、この話、公娼と私娼どちらが人権を守れるのかっていう究極論をやろうとする面々もいますけどね。どの国の政府も、やる事は自国民の保護だと思うので、ノーボーダーの人権問題を扱う主権者としては国家はふさわしくない様にも思ったり何だったり。
言葉尻を思いっきり濁して回答とさせていただきます。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます。 >また韓国の裁判所は公娼、売春が禁止されている中で行われた違法行為に基づく、損害賠償請求だとして韓国系慰安婦の訴え自体を破棄していた様におもいます。韓国政府はアメリカに未だにかの件で損害賠償請求はしていないと思います。 →大変、重要なご指摘をいただき、ありがとうございます。 大韓民国は当然、アメリカとは戦争はしていませんし、「米軍慰安婦」問題(の補償)に関するいかなる条約も、米韓両国には存在しません。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E9%9F%93%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E5%95%8F%E9%A1%8C >そのため慰安婦と支援団体は、第二次世界大戦時の日本軍慰安婦と同様に韓国政府は謝罪と賠償をするべきと訴えている。現時点では韓国政府のみを訴えており、まだ米国を訴えてはいない[11]。この韓国政府を被告とする裁判の初公判は2014年12月19日に行われた。 →なぜ、「韓国側」は日本国政府、及び自国政府に対する訴訟は起こしても、「米軍」に対する訴訟は起こさない(起こせない)のでしょうか? 韓国世論についても、日本国に対する追及はしつこいくらいなのに 「米軍慰安婦」に対しては、同情的ですらありません。 左派的な姿勢をとる文政権でさえ、そうなんです。 ここに疑問があります。 日本国なら強気で請求すれば、いくらでも歩み寄ってくれるだろうけど アメリカには、そんな期待など最初から出来ない そんな「甘え」が韓国側にもあったのではないでしょうか? だからこそ 今回の「ホワイト国外し」に、韓国側は必要以上に動揺しているようにも見えるんです。 まさか、日本側が強硬姿勢をとることも「あり得る」とは思っていなかったんでしょうね。