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大学の成績のつけ方とは?
- 大学の成績のつけ方について、医学部など学部ごとに内容が異なることやGPAだけで判断するのは無理があるかについて考えます。
- 大学の成績は学部ごとに内容が異なります。医学部や物理学科、歴史学科、法学部などで扱う内容は全く異なります。
- GPAは成績判断に用いられることが一般的ですが、学部ごとに成績を出す方法や評価基準は異なるため、単にGPAだけで判断するのは無理があると思われます。
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- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1997)
補足。 >成績証明書には,「優良可」しか記載されません 成績証明書には,単位がとれなかった「不可(DまたはF)」は記載されません。 いっぽうGPAの計算では,不可には「ゼロ」を乗じて加算し,履修登録した総単位数で割ります(大学によって少し方法は違うはずです)。つまり,履修登録して単位が取れないと,そのぶんGPAは下がるのです。 従来は,前半だけ受講して後半は出席しなかったり,期末試験を受験放棄したりする学生が少なからずいました。GPA制度は,それを抑制する意図(「片端から履修登録するな。意欲的に取り組める科目をちゃんと選べ」)もあるのです。
- double_triode
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なにを質問したいのか(どこに問題意識があるのか),いまいちわかりにくいです。 成績はふつう点数(100点満点)でつけますが,それがすべてではなく,「優良可(ABC)」でのみつける大学・科目もあります。どこの大学でも,就職活動や大学院入試で提出するための成績証明書には,「優良可」しか記載されません。こういう場合もあるので,「優良可」を便宜的に数値に換算し,個人ごとの優劣を比較するのがGPAの発想です。 だから,GPAは正確なものではなく「目安」です。私の指導学生にもGPA=3.0の学生もいれば,1.3の学生もいます(教務課コンピュータにログインして閲覧できます)。昔のように「ええっと,X君は優が20個,良が17個・・・」と上から下に見ていくよりも,GPAのほうが簡単なのです。もちろん,履修した科目は各人で異なるでしょうが,3.0のほうは「よくやってる」,1.3のほうは「卒業はできるだろうが要注意だな」という判断ができます。特定の分野について,たとえば「大学院に進学したい」などの相談を受けたときは,そりゃあ私の担当科目(とその隣接科目)で何点とっているか調べますよ。 学部ごとの違いについてですが,ある学部の在学生のGPAがおしなべて高い・低いということはないと思います。医学部の学生も教養科目「日本史概論」を選択履修することもあれば,文学部の学生も教養科目「生物学入門」を選択履修することもありますので。また,専門科目はそれぞれの学部・学科の基準で成績評価され,優良可の比率はだいたい同じでつけられますので。もちろん,医学部専門科目のGPA=2.8と,文学部専門科目のGPA=2.8では,学識の内容はまったく異なります。