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病院で使う傷の消毒薬
近年、傷口に消毒薬を塗布することは禁物とされているようです。 家族が足にちょっとした切り傷を負ったのですが、消毒をしないことに不安を覚え、昔人間なので自宅でオキシドールを塗布していました。 少しも治らず化膿が進みましたので、ついに病院へ行き手当をしてもらいましたが毎日消毒に通い、軟膏を塗ってもらいました。 どんどん快方に向かったので消毒に通うのは停止して自宅で軟膏を塗って、一ヶ月後に見てもらうように言われ、完治しました。 医師から、傷口には消毒は必要であること、オキシドールは使わないことなどのお話をしていただきましたが、病院で必要とされて塗ってもらった消毒薬はどんな系統のものなのでしょうか。
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オキシドール=(過酸化水素 3w/v % 、氷酢酸、アセトアニリド、エデト酸ナトリウム水和物、エタノール) 医療用 ベンザルコニウム塩化物製剤 逆性石ケン液 ベンゼトニウム塩化物製剤 クロルヘキシジン製剤 消毒用エタノール、イソプロパノール消毒液、 アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩製剤 ポビドンヨード製剤 とあるようです。 消毒薬ガイドラインから一部抜粋 「ポビドンヨード製剤は手術時の皮膚、粘膜の消毒、創部の消毒に使用される。アルコール類としては、消毒用エタノール、イソプロパノール、変性アルコールが使用され、いずれもほぼ同等の消毒効果を示す。採血時の皮膚消毒、頻回に手指が触れる環境の消毒などにも使用される。また、クロルヘキシジン、ベンザルコニウム塩化物、ポビドンヨードにエタノールを添加した製剤は、速乾性擦式消毒薬として繁用されている。」 http://www.tohoku-icnet.ac/news/files/post_151002.pdf とあり、どれを使ったのかは判りません。
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- lived_in_room13
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#2です、補足です。 >近年、傷口に消毒薬を塗布することは禁物とされているようです。 アルコール系の消毒薬が、傷を治そうとする皮膚の細胞に害があるのでそのことかなと思います。 もちろん、細胞に害があると傷の回復が遅くなります。 また、アルコールは実は消毒薬としてはあまり有能ではないのです。 アルコールで死なないバクテリヤやウィルスは結構いますので。 もちろん消毒薬すべてがそうではなく、ヨウ素系の消毒薬や、薄めたフェノール系の消毒薬は傷口にも大丈夫なはずですし、アルコールよりもずっと多種類の雑菌を殺してくれます。 以上、薬学ではなくて、微生物学の観点からの回答です。
お礼
追加回答をお寄せいただきありがとうございました。 大変参考になりました。
- lived_in_room13
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薬学じゃなくてバクテリヤやウィルスなどの微生物学は勉強している者ですが、 バクテリヤには好気性のものと嫌気性のものがあって、オキシドール(H2O2)は、嫌気性のものを殺してくれるだけで、消毒薬とはちょっと違う気がします。またバクテリヤによってはオキシドールをきかなくさせる酵素をもってるやつもいますし。 >病院で必要とされて塗ってもらった消毒薬はどんな系統のものなのでしょうか。 オキシドールのように酸化剤ではなくて、ヨウ素系の消毒薬かなぁ~? ヨウ素系のは手術する前の消毒でも使われますし、薬局でも売ってるし、傷口に優しいし、茶色い液体でしたか? あ、でも、お医者さんや薬剤師さんの言うこと聞いてください。匿名の掲示板の人の言うことじゃなくてね。
お礼
ありがとうございました。確かに消毒をしてはいけないというのが通説になってきていますが、病院では消毒を怠りませんでしたので、見てもらうのが一番ですね。
お礼
ありがとうございました。やはり病院では消毒を実行しているのですから消毒をしてはいけないということを鵜呑みにしてはだめだと思いました。