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プレカット工法にて古民家風の家の「新築」は可能?

プレカット工法というコンピューターを使った工法で、コスト・人件費を削減できる等のメリットがありますが、このプレカット工法にて京都にある古民家風の家を「新築」することは可能でしょうか? その場合でもコスト・人件費は抑えられるのでしょうか? 建築関係者の方、回答のほうお願いいたします。

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  • tom900
  • ベストアンサー率48% (1239/2534)
回答No.1

京都にある古民家風の家を「新築」することは可能。 コストは在来工法で同じ古民家風の家を新築するより割高になります。 人件費も多少増加するでしょう。 肝は、技術的には可能だが、その出来映えの拘りをどの程度にしたいのか?と言う施主の気持ち一つで、コストは大きく変わります。 なお、「コンピューターを使った工法」と言われますが、単に設計図をCADで詳細まで書いて、そのデーターを木材加工工場で反映させて、梁や柱を必要な長さ太さ、そして繋ぎ部の加工までを行っているだけで、「コンピューターを使ったから最新技術で格安にできるんだ!」と言う訳ではありません。 一昔前で言う、プレファブ工法をより木造建築の木材部分まで適用させただけです。 プレカット工法の最大のメリットは加工工場で主要な木材や鉄骨を全て加工してから現地に搬入して「組立」で家を建てる事が可能な事により、現場で木材を切断したりつなぎ目の加工をしたり、鉋で削ったりしなくて済むので、所謂「人件費」を圧倒的に抑制出来る事です。 しかし、それは使用木材が大量購入でき、一定品質のモノを加工出来るからであって、古民家風と言えば梁が原木に近い状態で多少の曲がりがったり、使用木材そのものが違ったり、質が違うなどを求められますので、其れ用の木材を準備する必要があったり、工場でライン加工では無く単品加工になります。 ただ、これも古民家風のイメージがどの程度か?で大きく異なります。 普通の新築戸建てを建てる感じで、多少設計に拘って古民家風の間取りにして、使用木材を現地で塗装するなどしてイメージを出すだけで良ければ、加工費はそれほど割高にはならないでしょう。 はじめにも書きましたが要は「拘り」をどの程度にするか?がコストを抑えることが出来るどうかの鍵になります。

その他の回答 (1)

noname#237141
noname#237141
回答No.2

可能ですよ。 ただ古民家”風”であって、新築の古民家は不可能でしょう。 何を言いたいかと申しますと、”なんちゃて古民家”にしか なりません。 漆喰の壁とか、規格品の細い柱を使って柿渋のような塗料を 使ってそれなりに「古民家、かなぁ?」っていうものは 出来るでしょうけど、本来古民家は曲がった杉などを梁などに使ったり、 規格サイズにはない太いサイズの柱を使っています。 そこが古民家の古民家たる醍醐味です。実際に田舎の古民家を 見学されたことはありますか? またプレカット工法で家を建てる大工(というよりも組立士と言った方が いい)さんでは古民家の造りは分からないだろうから、写真を見せて その”なんちゃって”を真似ることが出来るかどうか?です。 そこさえ妥協出来れば”なんちゃって古民家”は出来ると思います。 最低でも古民家を解体して出てきた太い梁や柱を見えるところだけに 使って、あとはプレカット材でしのぐ・・のが良いでしょうね。 結局高くつくとは思いますが・・。

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