- ベストアンサー
粉体塗装に液体塗装を塗った場合の下地処理
- 粉体塗装と液体塗装を組み合わせる際の下地処理について解説します。
- 通常、粉体塗装の上に液体塗装を施す場合は下地処理が必要です。
- 下地処理を行わない場合、液体塗装が充分に密着しない可能性があります。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
実績から申しますと、粉体の上に溶剤塗料を使用する場合はウレタン塗料が最適と考えます。大手の建機メーカーなどキャビンの塗り分けは粉体の上はウレタンですので実績があります。(硬化方法が違うだけで基本的に近い塗料です。)他の溶剤塗料の場合は、使用している希釈溶剤(シンナー)の種類にも大きく左右されます。 サマーシンナーの様に揮発の遅い高沸点溶剤の場合、上に塗装した塗料の溶剤分が下の粉体塗膜に対して溶解しようとする時間が長く犯してしまう恐れがありますが、うまくいけば密着は良好となり、ウインターシンナーの様に乾きの早いシンナーですと、全く下の粉体塗料に食い込まない状態で溶剤塗膜だけが乾燥し塗膜間の層間剥離になります。 私の経験上粉体上にアクリル焼付けは聞いた事が無いです。粉体塗料は熱を加えて溶かして塗膜のレべリングを出し冷却してはじめて硬度塗膜となります。ですから塗膜完成後にもう一度塗装して乾燥炉を通す時に過熱により、ある程度焼き戻り現象にて粉体塗膜が柔らかくなります。ご使用の塗料は1コートで100mmμも塗膜が乗る仕様ですので、通常のアクリル塗量の5倍の量となり、その中に含まれる溶剤分も当然のことながら数倍になり、粉体塗膜に対するアタックも強いはずですので、何が起こるか解りません。 プライマーについては、溶剤用で透明色ですとミッチャクロンと言うのがありますが、かなりアタックの強い塗料で下塗膜を侵す危険が大です。結果から言いますとプライマーは使わないでウレタン塗料を使用するのがベストと考えます。
その他の回答 (2)
- crazy4uk
- ベストアンサー率100% (1/1)
粉体のクリアーを選択しない理由は、何故ですか?
- crazy4uk
- ベストアンサー率100% (1/1)
粉体塗料も幾つか種類があると思うのですが、ポリエステル・エポキシ・エポポリ等、密着だけで考えればエポキシ粉体が一番優れていると思います。 また、上塗りする溶剤塗料の種類も明記して頂かないと、適切な回答は出来ません。
補足
粉体はポリエステルです。 液体はこれです。http://www.kuboko.co.jp/catalog/detail/132 この液体塗料を使い始めた時、粉体のグレードで高耐候を使った時剥がれが出て、標準の粉体にしたら密着は良くなりました。カッターで傷を入れてガムテープで剥がれを見る様な確認方法です。 それが、最近また剥がれが出てきて原因不明で困ってます。 メーカーに問い合わせしたら焼きアマと言われましたが、温度管理は変わらずずっとしています。 ですので、原因特定が難しいそうなので、粉体と液体の間に透明なプライマーが必要なのか?と思っています。どうでしょうか?
補足
粉体のクリヤーは使っていたのですが、塗膜ワレと黄変で使用を断念しました。塗膜ワレは被塗物の温度管理をちゃんとすればうまくいったのですが、温度を試しに180℃→150℃に下げても黄変が出てしまいます。粉体が白なので黄変が目立ってしまい誤魔化せません。