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一審無期懲役で二審死刑判決のとき
一審では無期懲役だが二審では死刑判決という例がありますが このとき一審で無期懲役を言い渡した裁判長の心理は どのようなものでしょうか? あっそう?と淡々としているのか、俺の判決を覆しやがってと 恨み節メラメラなのかどうなのでしょうか?
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自分よりランクが上の裁判官が出した、判決に対して、恨んだって、どうにもなりません。 あっそう。と思っているような人なら、そんな長くはいられないでしょう(裁判官として残れないでしょう) 恨んでいるような人も、裁判官としては、無理でしょうね。 上級審の判決内容をよく確認しながら、自分が判断して、出した結果と、上級審が出した判決の内容を比べながら、どういう判断の違いがあったのかを、自分で再分析しないような人は、上級審に上がる事も出来ない様な人となるでしょうね。 自分が一審で無期を出して上級審で死刑が出たということは、自分はその裁判に対して甘い判決を出したという話になります。 死刑を出すのは、結構重い選択になるもので、それが出し切れずに甘い判決を出してしまったと、いう話ですからねぇ。 それを、自分の上の立場の人は、だしたという事ですから、自分の甘さが指摘されたという話ですので。
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- hekiyu2
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しまった、と思っているでしょう。 これで、出世が遠のいた。
- marukajiri
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裁判官は法律に基づき、自身の良心に従って判断を下します。また一審ではわからなかった新たな事実が、二審で明らかになり、それが判決に大きく左右するということもあります。 一審で無期懲役の判決を下した裁判官が、二審で死刑判決を下した裁判官を恨んで何らかの報復をしたということは過去にありませんし、そもそもそのような感情的な人は裁判官に不向きなので、裁判官になることすらできないかもしれません。 一審の裁判官は、誰が何を言ってこようが、自分はこの判決で間違いないと思うというものを出していますので、二審の判決に関しては、二審の裁判官は同様にそのように判断したのだろうと、その裁判官の判断を尊重する考えを持つのです。 恨み節メラメラになるのは、裁かれている被告かもしれません。「せっかく一審で、無期懲役だったのに、何で二審の裁判官の奴は死刑判決なんだ」と。
- seble
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一審は地方裁判所です。出世すると二審である高等裁判所へ行けます。上位、いわば上司ですし、逆らうなんてトンデモ。 最高裁へ入れるのはごく一部ですよ。 もっとも、地方へたらい回しにされる裁判官なんか嫌になって弁護士になって稼ぎますけどね。
- 4237438
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無期懲役と死刑のすれすれのケースで自分は人権派であるから死刑に非常に慎重であったが高裁の裁判官は死刑推進派であった。→納得です。淡々としています。