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オームの法則と発熱量

2Ωの電熱線X、10Ωの電熱線Y、4Ωの電熱線Zで4つの回路を作り、6.0Vの電源電圧につなぎ一定時間電流を流し、それぞれの電熱線からの発熱量を比較します。電熱線Xからの発熱量が一番少ない回路は1で正しいですか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • marukajiri
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回答No.2

発熱量W=EIであり、オームの法則E=IRからW=I^2・Rとも表されます。 この式において、質問からRは電熱線Xであり、共通のものなので、それぞれの回路に流れる電流の値が大きければ大きいほど、電熱線Xの発熱量は大きくなります。逆に言えば、回路に流れる電流が一番少ないものが電熱線Xの発熱量が少ないものとなります。 それぞれの回路に流れる電流を計算すると 1→0.5A 2→1A  3→3.6A 4→4.5A なので、電熱線Xからの発熱量が一番少ない回路は1となります。

その他の回答 (2)

回答No.3

ANo.1の回答者です。 ジュールの法則から、発熱量Q=VIt=I^2×Rt=V^2×t/Rです。 (Q〔J〕:ジュール熱、V〔V〕:電圧、I〔A〕:電流、R〔Ω〕:抵抗) そして、一定時間電流を流したので(tの値が等しいので)、 電力P〔W〕=VI=I^2×R=V^2/Rの値を比較すればいいことになります。 ANo.1では、P= V^2/Rの値を求めましたが、Rの値(電熱線Xの抵抗値)も一定なので、Vの値を比較するだけで足ります。 ・1の場合 ANo.1で求めたように、電熱線Xにかかる電圧は、6×2/(2+10)=1.0V ・2の場合 ANo.1で求めたように、電熱線Xにかかる電圧は、6×2/(2+4)=2.0V ・3の場合 並列であるから、電熱線Xにかかる電圧は、6.0V ・4の場合 3の場合と同様に並列であるから、電熱線Xにかかる電圧は、6.0V よって、答えは電圧の値が最小となる1になります。 以上のように考えるのが、最も簡単です。 なお、それぞれの場合の電流の値を求めると、次のようになります。 ・1の場合 合成抵抗R=2+10=12Ω 回路を流れる電流I=6/12=0.5A ・2の場合 合成抵抗R=2+4=6Ω 回路を流れる電流I=6/6=1.0A ・3の場合 合成抵抗をRとすると、1/R=1/2+1/10=6/10=3/5 回路を流れる電流I=6×3/5=3.6A これから、電熱線Xを流れる電流は、3.6×10/(2+10)=3.0A なおこれは、6/2=3.0Aとした方が簡単です。 ・4の場合 合成抵抗をRとすると、1/R=1/2+1/4=3/4 回路を流れる電流I=6×3/4=4.5A これから、電熱線Xを流れる電流は、4.5×4/(2+4)=3.0A なおこれも、6/2=3.0Aとした方が簡単です。 以上から、3と4の場合に、電熱線Xを流れる電流は、3.0Aずつになるので、この値と1の場合の0.5A並びに2の場合の1.0Aを比較する必要があります。

回答No.1

電源電圧が一定で、一定時間電流を流したので、発熱量は電力の大きさに比例します。 1 電熱線Xにかかる電圧は、6×2/(2+10)=1.0V 電力P=V^2/R=1^2/2=0.5W 2 電熱線Xにかかる電圧は、6×2/(2+4)=2.0V 電力P=V^2/R=2^2/2=2.0W 3 電力P=V^2/R=6^2/2=18.0W 4 電力P=V^2/R=6^2/2=18.0W よって、答えは1

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