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集団で巣をつくる生き物の建築士としての思考について
蟻や蜂など巣を作ってそこで多くの同属の生き物たちが暮らしている巣は、どのようにしてできてその形にしているのは、なぜなのか気になります。 例えば砂漠のような場所に住んでいる白アリの蟻塚は、木の幹ような形をして高さ3メートルほどになることもあるそうです。その蟻塚の構造を調べてみると煙突のような形をしており、地下の涼しい空気を煙突効果によって内部を涼しくしているそうです。さらに、高くなっても崩れにくくするために末広がりや多角形にできているそうです。 ここで私が疑問に思ったことは、「どうして小さな蟻がこんな大きなものを作り上げられたのか」です。 蟻は、せいぜい5ミリから10ミリ程度の大きさです。それが大きな巣全体を見渡すことができたと思えません。体格的にも視力的にも巣全体を把握していた蟻がいたように思えません。 1匹の建築家蟻が数百匹の蟻を指示して「ここ土が足りないから足して」や「ここを涼しくしたいから大きくして」など支持していたらあのような建築物は、できないと思います。(建築年数が長くなるので寿命的な問題が発生する) しかし、それぞれの蟻が勝手に建築していったらすぐにバラバラになってしまう気がします。 そんな蟻や蜂などの集団生物がどのようにして巣をバランスよく作っていったのか気になります。 ダーウィンの進化論的に考えればいい感じに淘汰されて今のいい感じの巣ができるようになったといえば解決すると思うのですが、私が気になっているのは蟻の建築的センスというか工学的感性のような観点です。 蟻の今の形状を知らせる情報伝達やその形状を作る感性や考え方について知りたいです。そのような研究結果や研究などが有れば知りたいです。
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- kaitara1
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巣の場合は低いものを作ってみて壊れなかったら少し上にのばすということで原理的には説明できるのではと思います。初めから高いものを作ろうというような原則はなくてもよいのではと思います。少し違いますがゴキブリが逃走する時、あたかも通路をあらかじめ熟知しているのではと思われるほどすばやく行動しますね。彼らが思考しているとは思えませんが、何らかの記憶がない限り、あのように素早くは動けないのではといつも不思議に思っています。