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なんでうるなんです?
- 「うろ覚え」と「うる覚え」を間違える現象の原因はなぜ?
- 「うろ覚え」を間違えるのは「うる」が初めに見た方から伝染したからか?
- 「うろ覚え」を呼ぶのは発音しやすさと母音的な理由があるのか?
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>「うろ覚え」を、「うる覚え」と間違える現象はなぜ起こりやすいのでしょう? ⇒まともに考えて、一番あり得る理由は「異化」でしょう。 異化とは同じ音が接する場合に、「そのどちらか一方(または両方)を違う音に変える」というものです。 例えば、「七日」は、本来〔ななか〕でした。同じ音「な」を避けるために後の「な」を「の」に変えたのが、現在我々が普通に使う〔なのか〕になった、とされます。 「うろ覚え」の場合、〔uro-oboe〕と〔o〕が続くのを避けるために、前の〔o〕を〔u〕に変えたのが、「うる覚え」というわけですね。 〔o-o〕と続く(これを「音衝突」と言います)のを避ける方法は、もちろん他にもあって、例えば、bugsbunnyさんの言う「うろーぼえ」(長音化)があり、同じ異化でも「うるおぼえ」や「うりおぼえ」がある、ということになります。(「うらおぼえ」は「裏」に通じて「逆の意味」を表すかも知れないので、使われないようです。) 今後、「うろおぼえ」、「うろーぼえ」、「うるおぼえ」、「うりおぼえ」(あるいはそれ以外)のどれが優勢になるかは、想像できません。bugsbunnyさんなら、どれになると思われますか?(やはり、「うろーぼえ」でしすか?)。
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第一には,「うろおぼえ」と「うるおぼえ」をじっさいに発音すると,後者のほうが言いやすいからでしょう。前者は「オ」音が連続するので,唇を突き出した状態(これは筋肉の緊張をともなう)のまま,2回発音しなければなりません。「うろーぼえ」と長音化しても,筋肉の緊張時間は長めになります。 第二には,「うろ」の意味を知らないから。ぼくは「たぶん空洞の『うろ』から来たことばで,『中身がともなわない,あやふやな記憶』という造語なんだろう」と推測しましたが,いまネットで調べてそういう語源解釈もあることを知ったしだいです。
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ありがとうございます。 ウルの方が言いやすいですかねー? 確かにウルの方は普通ですが、ウロの方は何度か繰り返すと ゲシュタルトが崩壊してきました。頭がクラクラする...。
- bakansky
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「うる覚え」 という使い方をする人がいるとは、初めて知りました。使われているのを見たことも聞いたこともないです (遅れているせいかな?)。 私の想像では、確信犯的に間違って使い、面白がっていた人がいたのかも。 日本語には似たような例がいくつかあるようですが、「あたらしい」 という言葉は 「あらた(新)しい」 という語の音をわざとシャレのつもりで置き換えたものが流行して、いつの間にやら 「あたらしい」 という言い方の方が定着してしまったそうで、それを知った時にはびっくりしたものです (「明らめる」 の [か] が [き] に置き換わってしまった例とかもありますね)。同じようなことが起きたのかもしれないですが、発生源まで突き止めるのは、容易ではないかも。
お礼
ありがとうございます。 リアルでも2回、このOKwaveでも素で使ってる人は5回位見ました。 確かにフインキとウルオボエはあえて間違って楽しむ風潮は有ったのですが ガチで間違って使う人も多くて...。 というかガチな人への揶揄で使ってるわけですが。
まさに「うろ覚え」だから。 地方によっては「うり覚え」という地域もあり、まぁ、そもそも曖昧なんですよ。 日本語って、ある程度「何となく伝わればいい」というところがあるので、誤用は問題ですが、言い間違いの類のものは何となく許容される風潮があるもんです。 漢字表記にすれば間違いようがなかったかもしれません。 疎覚え(うろおぼえ) 疎とは「曖昧、よく知らない。事情に暗い。」という意味です。
お礼
ありがとうございます。 まぁそのうろ覚えの末たどり着いたのが「うる」になる傾向が やたら多いのでどういうロジックでそうなったのかな~と思いまして。
お礼
ありがとうございます。 ゲシュタルトが崩壊して、何が正しいのか解らなくなってきました。 うりょおぼえとうるぼろえのどっちがあってたのかもうわからい。 ありあとざいました。