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多過ぎると良くない・少ない方が良い事を表す寓話原則
「多過ぎるのは良くない」若しくは「少ない方が良い」を表している 寓話、童話、原理原則などありますでしょうか? 選択肢が多いと迷うみたいな話は調べると出て来るのですが、 そうではなく、単純に物などが多い方が良いとは限らない、少ない方が良いこともあるという事を表しているモノを探しています。 ご存知の方、よろしくお願いします。
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文学的・詩的な寓話としては、「桃源郷」の語源ともなっている陶淵明の「桃花源記」が最も有名で、美しい描写が印象的だと思います。 「小国寡民」が理想だとしているのは「老子」です。こちらの方は現代の「ミニマリスト」の主張の元祖ともいえるかもしれません。少々極端ですが。 日本の作品では鴨長明の「方丈記」でしょう。これは随筆ですが、特に自分の簡素な住まい(1丈(約3m)四方しかないミニサイズでしかも移動できます)に関する記述からは、「多過ぎるのは良くない」若しくは「少ない方が良い」という作者の信条がよく伝わります。 子どもにもわかり易いのは「イソップ寓話」の「田舎のねずみとまちのねずみ」かもしれません。
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- hekiyu2
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舌切り雀の話なんかどうでしょう。 欲張りばあさんが損した、という話です。 '02年にノーベル経済学賞を受賞した米プリンストン大学の心理学者、 ダニエル・カーネマン教授が面白い研究をしています。 それによると感情的幸福は年収7万5000ドル(約900万円)までは収入に比例して増えますが、 それを超えると比例しなくなるそうです。 幸福感は7万5千ドルで頭打ち。 この説に従い、「グラビティ・ペイメンツ」というクレジットカード 支払い処理の会社の社長は、百万ドルに近かった自分の給与を 7万ドルに下げました。 カーネマンは、経済学に心理学を導入し、 行動経済学を打ち立てた人物です。
お礼
hekiyu2さん ありがとうございます。 舌切り雀、ありましたね。 年収の話も忘れていました。 ありがとうございました!
お礼
staratras さん 沢山の情報ありがとうございます。 老子の話が私にはしっくり来ました! 知らないお話ばかりでしたので、 勉強になりました。